【回想録】マルモク日記!(5)

昔話のつづきです。ふと思ったけど、当時のことを、書くよ、と2号に了承を得ていない。ま、いいけど。笑)

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お巡りさんが、無線で話しているのを聞いていると、「マルガイ」とか「マルヒ」とか聞こえてきた。あと他にもあったと思うけど、もう記憶にはない(笑)
「マルガイ」が被害者で、「マルヒ」が被疑者。
どっちも、「マルヒ」やないか!というツッコミは、私にはしないでください(笑)

マルモクがマルヒに会わないように気配りされているのだけど、道中、マルヒ側の仲間が同じくマルモクとしてお巡りさんに捕獲されてるっぽいのに遭遇した。それは出くわしてもええんか!?(笑)

そして到着・・初めての甲子園警察署。

マルモクコンビは、スタンドにいたままのいでたち、つまり、まっ黄色のユニに、首から応援バット、マフラータオルやら双眼鏡やらぶら下げて、甲子園署に入ってった。
普段、警察署を訪れることなどめったにないので、にやけて仕方なかった。
なんだか署内のお巡りさんも、
「おぅ!よく来たね!」って歓迎してくれてる気がする(違)
アテンド付きで警察署見学できると思えば、まぁこれも悪くなかろう、と、脳内のポジティブ変換機が作動した。

味気ない通路をキョロキョロしながら階段を上がったところで、足を止められた。
なんでも、署内が込み合って(?)おり、マルヒがまだそのへんにいるというのだ。
マルヒがマルモクを逆恨みするのを防止するという目的で、出くわさない状況が確保されるまでは、ここで待ってほしいという。そんな大げさな!そしてその場所が、階段の踊り場だった。イスもない。それはあんまりちゃうか…
(-_-)
とにかく交通整理がすまないことにはどうしようもないのか。。

待っているにもヒマなのと、気になって仕方ないので、携帯で得点経過を追っていた。

お巡りさんはそれほど興味があるわけでもなさそうだったが、間をもたせなきゃと思ったのか、
「おおー」と頷いたり、
「年に何度くらい来はるんですか?」
と、差し障りのない、それでいて、この日のゲームから興味をそらさせようという意図がミエミエの質問をしてきたりした。
そうはいくか。
毎日毎日、その日のゲーム、そのイニングで一喜一憂する生活習慣をそんな簡単に変えられるものではないのだ(キリッ)

私と2号は、得点経過を眺めながら
「打ちすぎやねん!」「てか広島どうよ!?」
など言いながら、ようやく応援バットをしまったりしていた。

別のお巡りさんが、すっかり私たちのアテンド担当になったお巡りさんに耳打ちしに来た。
このアテンドお巡りさんは、さながら私たちのマネージャーといったところだ。
マネージャーが言うには、事情を聞く前に先に私たちにあることを確認してほしいというのだ。

そして、また署内での移動を開始した。

(つづく)

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