気持ちを込めて富山のゲーム。

2011年6月28日、富山アルペンスタジアム。
家に帰ってテレビをつけると、タイガースの選手が喪章をつけていた。
試合終盤になって、その日の未明、富山遠征のホテルでチーフスコアラーの渡辺長助さんが心筋梗塞のためお亡くなりになったということが伝えられた。54歳という若さだった。
放送席の江夏豊さんが、
「なんで?ね?なんで?昨日、一緒の電車に乗ってきたんだよ?」
と、抑えていた感情を一気にはき出すようにおっしゃったのが耳から離れない。
当時の選手はみな自発的に喪章をつけたという話だった。
勝たなければ― そう臨んだ試合、特に渡辺スコアラーのことを「お父さん」と慕っていた平野が活躍して勝った試合だった。

それからちょっと富山でのゲームは思いが強いかも。
あれから2013年、そして2015年、勝てている。

〈6/24 広島 2-7 阪神 (富山)〉
勝:能見
敗:野村

それとも勝たせてもらってるのかな。
2013年の富山の試合、先発は能見だった。
完投ペースで投げる能見は、9回に打球を足に受けてしまい降板するというアクシデント。
店じまいしかけてたブルペン大慌てで、出てきたのは福原。

今日、8回。能見は足がつって降板するというアクシデント。救援に登場したのは高宮だったが、丸に打たれて、福原登場。

似てる。不思議だ。
2年前と違うのは、福原がどんどんオッサンになってw、そしてどんどんすごいピッチャーに進化しているということ。

5点差あったけど、今年のタイガースのセーフティーリードが何点なのかわからん昨今、正直、福原じゃなかったらどうなるかわからんかった、ぐらい思ってる。
一死満塁の場面、まずは菊池をストレートで押しまくった。
そしてシアーホルツにはゴロを打たせ、福原が勝った!
ストライクと思ったのにボール判定されても、笑ってすぐ切り替えるなど、とても頼もしい。

この日は能見よりかっこよかった。
あ、ちょっと待ってやっぱ能見かな!(笑)
打者能見の4回の2点タイムリーに参りました!

それから5点差で登場の呉昇桓。
これで明日の休みはいいイメージ持って休めるだろうか。
首脳陣の配慮が見えた継投だった!

[今日のゴメちゃん]

マートン先生とゴメちゃんが打つと勝てるんやで。
わかってたけど、つくづくわかった。

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