エース能見の存在感。

〈4/26 広島 0-6 阪神 (マツダ)〉
勝:能見←完封!!
敗:永川

エラーをもらっても、
3連続フォアボールをもらっても、
1点も取らない打線…。
そうか、今日はそうきたか。

能見、ジョンソン共に5回まで2安打無失点。
しかし、決定的に違ったのはその球数。
ジョンソンは、5回を投げて115球。
なんだ!何にもしてないように見えて、実は地味に働いてた打線!球数は投げさせていた!
…とも少し違うな。ジョンソン自滅気味。
対する能見は、ここまで68球。

この日も3塁側でさえ真っ赤になった晴天のマツダスタジアム。
でもその中心にいたのは、ジョンソンでもなく、4番の新井さんでもなく、我らがタイガースの能見!
左足を少し前に差し出して、両腕を高く突き上げる。あの美しい投球フォームが、赤いマツダスタジアムに浮き上がって見える。
一段と高いところから、しなやかに力強く振り降ろされた左腕からは、よくコントロールされたボールが藤井はんの構えたミットにビタビタ決まる。
リードする藤井はんも楽しかっただろうな。

圧巻は、5回裏。
走者を2塁まで進めた場面。
カープベンチが動いた。
ジョンソンに代打・會澤を送ったのだ。

カウント2-2。
5球目だった。
インサイド、直球ズバァーーン!!
會澤見逃しの三振!!

ちょ!!これ!!!!
「あの日」の5球目とカウントも同じ!
昨年10月12日のクライマックスシリーズ!
CS全試合観戦中の渡辺謙さんが、バックネット裏で立ち上がって両手ガッツポーズしたあの見逃し三振のシーンだ!

カープにとってはこの日唯一と言っていい得点機で、會澤だって絶対打ってやるって気持ちで打席に立ったのだ。
5球目のストレートになぜ手が出なかったかって、もしかしたらあの日と同じものを見てしまったからかもしれない。
あの日は鶴岡だったけど、この日の藤井はんも素晴らしいリードだった。
能見はここでこの日の試合に決着をつけた。

するとその直後6回表に、やっと打線が動き出した。
ジョンソンから永川に代わっていた。
この日誕生日の福留(おめでとう!)が、出鼻をくじくツーベースで出塁すると、「ノウミサンダイスキ」外国人がライトへのタイムリーでやっと先制。
これまでノーヒットだった能見にもバントヒットが出て、なんやかんやあって(省略すな 笑)打者一巡の6点!
福留はこのイニングだけで2度もバースデーソングのプレゼント(笑)

結局得点したのは、この回だけだったけど、それなりに攻撃の手も緩めなかった。まぁ次に繋いだかな。

あ、あと、西岡の5打席4四球っておもしろいね(笑)

[今日のゴメちゃん]

・・・という試合をラジオで聴いただけなので、今日のゴメちゃんについて知る由もなかったのであった。
(地上波で中継やってくれぇ…)

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