ひょうご・おたる運河調査隊2023

『運河と環境(保全)』
~発展の歴史と環境から運河の未来を探る~

港町として栄えてきた小樽と神戸。街の発展を支えてきたのが『運河』であった。
運河のおかげで街が栄え、海と人間の生活が密接に結びついた反面そのせいで運河の水が汚れ、生態系が壊れてしまった歴史がある。
文化・歴史を学びながら、いかに人間の生活・行いが生物環境へ影響を与えるかを学ぶ。
※このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で実施しています。

  • 国内屈指、日本最大級の規模を誇る運河『兵庫運河』。
    兵庫運河の周辺は昔、一大商工業地域として栄えたが、その後、潮の流れが阻まれるなどして油やゴミが浮き、生き物が住めない環境となるなどの負の側面もあった。
    現在は周辺住民や企業の取組によって環境改善を図っている。直接的にアサリの養殖やイカやエビの住みかを作る実験も行っている。
  • 船を荷受けする岸壁が足りなくなり、船が接岸できる距離を長くするため、「小樽運河」が作られた。
    時代は流れ、運河の半分を埋め立てて道路にし、散策路などが整備され、現在のような小樽観光のシンボルに生まれ変わった。
    しかし、その一方で閉鎖的な水域である小樽運河の構造上、水質や底質が悪化しやすく、多くの観光客を迎える上でも環境を良好に保つ必要がある。

イベント詳細

今回のオリジナルイベントでは、4つのポイントで各運河を比較しながら学んでいきます。

1.運河の環境調査(底質・水質)
かつてヘドロがたまり、水が汚れ、生物がすめる環境ではなかった『運河』。
環境改善が進む兵庫運河と、環境改善への挑戦が続く小樽運河について学ぶ。
2.運河の生物調査(プランクトン・動植物)
再生した兵庫運河の生態系と小樽の現状の違いについて学ぶ。近隣の生態系にも触れながら地域性を学ぶ。
3.藻場の再生
Jブルークレジットとして認定されるほど、藻場の生育に成功している兵庫運河を観察し小樽運河への汎用性を考えながら比較していく。小樽では自然の藻場(コンブ)の観察も行う。
4.運河の未来活用
兵庫から「環境」、小樽から「観光」、各地域の優れた点を相互に汎用させながら未来への活用性を考える。
兵庫運河
スケジュール

(※スケジュールは目安です。今後変更する可能性があります)

7月28日(金)
14:00 伊丹空港着(北海道側の参加者のみ)
15:00 サンテレビ集合(兵庫側)
16:00 ホテル着
16:20 アイスブレーキング
チームビルディング
17:30 【プログラム1】
海に関する基礎を学ぶ
兵庫と小樽の生態系
18:30 夕食
兵庫と小樽の食を味わう
19:30 ホテルの各部屋へ
20:00 風呂&就寝
7月29日(土)
08:00 起床・朝食
09:00 【プログラム2】
兵庫運河の歴史と現状
兵庫運河の散策・視察
10:00 【プログラム3】
いきもの調査①
(プランクトン採取・観察)
10:30 【プログラム4】
運河の底質・水質調査
11:00 【プログラム5】
いきもの調査②
(タッチプール)
12:00 昼食@北の椅子と(シラス丼)
13:00 【プログラム6】
藻場の再生活動
15:00 【プログラム7】
運河で楽しむ・海の備え
16:30 体験終了
17:30 ホテル着&夕食
18:30 【プログラム8】
運河の環境・生態系に繋がる実験
20:30 まとめ&翌日について
21:00 風呂&就寝
7月30日(日)
08:00 起床・朝食
09:00 【プログラム9】
あさりによる水質浄化実験
10:30 【プログラム10】
生態系・環境を作る
最先端の技術に触れる
12:30 昼食
13:30 【プログラム11】
理想の運河を作ろう
まとめ
15:00 終了式
15:30 バス出発(サンテレビ本社へ)
16:00 解散
小樽運河
スケジュール

(※スケジュールは目安です。今後変更する可能性があります)

8月25日(金)
10:00 伊丹空港集合(兵庫県側の参加者のみ)
11:35 伊丹発 JAL2005便
13:25 新千歳着
兵庫の子どもは新千歳空港から小樽へ
15:00 小樽到着
15:15 【プログラム1】
小樽運河の歴史と現状
(小樽市総合博物館運河館)
【プログラム2】
小樽運河散策
現状視察・ヒアリング調査
17:00 北海道の子どもはHBC集合・出発
18:00 北海道の子ども 小樽到着
開校式
夕食
19:00 【プログラム3】
運河の現状調査
(運河クルーズ)
20:00 ふりかえりと予習
21:00 終了 風呂&就寝準備
21:30 就寝
8月26日(土)
06:00 起床・検温・ラジオ体操
健康チェック
06:30 集合
07:00 運河のごみ拾い
08:00 朝食
08:30 【プログラム4】
運河の底質・水の調査
(底質・水の飼料採取<南・中間・北>)
12:00 昼食
13:00 【プログラム5~7】
⑤水・泥の分析、観察・比重調査
⑥業務艇乗船による港の調査
⑦いきもの調査①
(プランクトン採取・観察)
15:00 【プログラム8】
いきもの調査②
(おたる水族館見学)
16:00 【プログラム9】
藻場の観察
海を親しむ・海のそなえ
18:00 夕食(BBQ)・ホタテ釣り競争
19:30 今日のふり返り
商品開発準備
20:30 終了 風呂&就寝準備
21:30 就寝
8月27日(日)
06:30 起床・検温・ラジオ体操
健康チェック
07:00 朝食
08:00 【プログラム10】
運河と倉庫の利活用
(北海製缶3番倉庫見学)
09:00 【プログラム11】
まとめ
未来の運河の利用方法
【プログラム12】
商品開発・メッセージ作成
12:00 昼食
12:30 プレゼンテーション
13:00 閉校式
13:30 小樽出発
北海道のこどもは札幌HBCへ
兵庫のこどもは新千歳空港へ
15:00 新千歳空港到着
16:10 新千歳発 JAL2010便
18:00 伊丹着→伊丹空港にて解散

<定員>

兵庫県在住の小学校5・6年生 計20名

<参加費>

無料

<お申し込み方法・締切>

応募受付は終了しました!
たくさんのご応募ありがとうございました!

<ご注意>

  • 申込多数の場合は抽選となります。
  • ご当選の方にはお電話にてご連絡を差し上げます。
    6月28日(水)までにご連絡のつかない方は落選となりますのでご了承ください。
  • キャンセルなどがあった場合は29日(木)に繰り上げで当選のご連絡をさせていただきます。
  • ご当選された方は7月3日(月)18:30~20:30 サンテレビジョン内にて実施の事前説明会への参加をお願い致します。
  • 当日は番組放送用のテレビ取材がありますので、参加された皆さんが番組に映る可能性があります。また、YouTube等SNSにて公開する可能性もあります。記録用の写真撮影も行います。
  • アレルギー食には対応しておりませんので、ご注意下さい。
  • 雨天決行ですが、暴風雨などの場合は一部プログラムの中止や変更を行います。

<新型コロナウイルス対策について>

  • ①身体距離の確保
  • 屋外…スタッフおよび参加者同士は1m以上距離を保つ
    (※集合、解散場所も可能な限り閑散とした場所)
  • 屋内…可能な限り距離を保つ、座席は離して配置(横並び推奨。向かい合う、円はNG)
  • バス…密を避けるためバスは2台準備、会話を控える(ドアノブなどの消毒も行う)
  • ②スタッフおよび参加者はマスクを着用(1日1枚)。
  • ③手洗いまたはアルコール消毒の実行
  • プログラム実施中は消毒用アルコールを常備し、手洗いやアルコール消毒を適宜実施
    (※手洗い後、自動乾燥機などの使用は禁止。持参のハンカチを使う。)
  • ④検温
  • スタッフおよび参加者はイベント当日朝の集合時に毎日検温(参加者に発熱や体調異変があった場合、保護者に緊急連絡、お迎えのご依頼。)
  • ⑤バス車内と屋内での換気
  • バス車内、屋内プログラム実施時は定期的に換気。
  • ⑥看護専任スタッフの配置
  • 参加途中で発熱や体調異変があった場合、保護者様がお迎えに来られるまで、全体から離れて看護専任スタッフが対応する。
  • 【新型コロナウイルス対策(イベント後)】
  • ①事務局への連絡協力依頼
  • イベント終了から2週間、参加者に発熱や体調異変があった場合は、速やかに事務局へ連絡していただく。
  • ②連絡体制の整備
  • 感染者が発生した場合は、事務局より調査機関へ報告。
  • 【新型コロナウイルス対策(宿泊中)】
  • ①各部屋には消毒液を配置します。また子供達には適宜消毒するようアナウンスする。
  • ②子供が入り混じる事を最小限にするために寝具はベッドとする。
  • ③ワークショップ会場は最大の会場を確保し、換気も徹底する。
  • ④部屋は2人部屋もしくは3人部屋とする。
  • 【常時徹底事項】
  • ★バスに乗り降り時には必ず手指消毒を行う。
  • ★建物、室内に入室時は必ず手指消毒を行う。
  • ★毎朝、就寝前に体温チェックを実施記録する。
  • ★就寝時には子供達に室内で距離をとること、喋る時はマスクをつける等アナウンスを徹底。

<主催>

一般社団法人海と日本プロジェクトinひょうご・一般社団法人北海道海洋文化フォーラム

<お問い合せ先>

サンテレビジョン事業部
(TEL)078-361-0305
《月~金曜日 10:00~17:00》