武人時代
放送内容
※放送は終了しました
- 6月16日(月) 最終話 「武人たちの時代」
- チェ・チュンホンが病床に就き、側近らは後継者争いを憂慮する。チェ・ウが跡を継いだら、現在の軍部は刷新されると言いふらして、味方を集めるチェ・ヒャン。目を覚ましたチェ・チュンホンは、チェ・ウの権力者としての器を確かめて自分の後継者に決め、一方のチェ・ヒャンはチェ・ウを倒そうと挙兵するが、敗北して追放される。そんな中、再び倒れたチェ・チュンホンの前に、大義を胸に抱いた若き日のチェ・チュンホンが現れる。
- 6月13日(金) 第157話 「蒙古の影」
- チェ・チュンホンに苦言を呈したイ・ギュボが投獄されるが、民心の離反を憂慮したノ・イヌの進言によって放免される。一方、チャウンソンに恨みを持つ楊水尺(ヤンスチョク)が契丹(きったん)軍に協力していると知ったチェ・チュンホンは、チャウンソンを追放する。1219年、蒙古軍と連合軍を結成して契丹(きったん)軍の討伐に成功し、高麗は蒙古と兄弟国になる。そんな中、戦場から帰ったチェ・ヒャンは、宴席で兄のチェ・ウを公然と非難し、兄弟間での後継者争いが再燃する。
- 6月12日(木) 第156話 「僧侶の反乱」
- 都城の固い防備に疲弊した契丹(きったん)軍は退却するが、なおも続く戦乱に、チェ・チュンホンは僧侶を兵士として徴発し、寺院の財産を奪う。これに反発した僧侶たちが、チェ・チュンホンの暗殺を図るが失敗に終わり、反乱を扇動したとしてチョン・スクチョムが罪に問われてしまう。新たにキム・チリョらが討伐軍として出陣するが、自らの権勢を守るため、精鋭軍である都房(トバン)の兵を出陣させないチェ・チュンホンに、民の不満は高まっていく。
- 6月11日(水) 第155話 「脅威」
- 父の誤解を解くため、チェ・ウはチョン・スクチョムの策略によって刺客を捕らえる。一方、骨肉の争いを防ぐため帰京したと言うチャウンソンは、チェ・チュンホンに、チョン・スクチョムを警戒するよう言う。そんな中、康宗(カンジョン)が病死し、高宗(コジョン)が即位する。1216年、契丹(きったん)が国境を越えて侵攻してくる。チェ・チュンホンは邪魔なチョ・チュンやチョン・スクチョムを先鋒として出陣させるが敗退し、都の直前まで契丹(きったん)軍の進撃を許してしまう。
- 6月10日(火) 第154話 「確執」
- 廃太子となっていた明宗(ミョンジョン)の長男が康宗(カンジョン)として即位する。康宗(カンジョン)は国政をチェ・チュンホンに一任し、チェ・チュンホンは教定都監(キョジョンドガム)を設置する。ホンニョナは、王室の権威を失墜させ国を危機に陥れているとしてチェ・チュンホンを非難し、俗世を離れる。一方、チェ・ウとチェ・ヒャンの間で、後継者の座をめぐる確執が表面化し始める。そんな中、チェ・チュンホンの屋敷が放火され、犯人はチェ・ウとチョン・スクチョムだという噂が流れる。
- 6月9日(月) 第153話 「王の罠」
- 熙宗(ヒジョン)は頻繁に宴会を催し、毒を警戒して酒を口にしないチェ・チュンホンを愚弄する。熙宗(ヒジョン)のチェ・チュンホン暗殺計画は嘘だということが明らかになるが、そんな中、チェ・チュンホンは、宴席で熙宗(ヒジョン)が倒れたという知らせを受けて、急ぎ王宮に向かう。その場で刺客に囲まれたチェ・チュンホンは、熙宗(ヒジョン)の面前で大逆罪を認めるが、駆けつけた都房(トバン)の兵に助けられ、無事に逃亡する。そして熙宗(ヒジョン)は、チェ・チュンホンによって廃位させられる。
- 6月6日(金) 第152話 「毒入りの酒」
- ホンニョナから暗殺計画を聞かされたチェ・チュンホンは、王宮を掌握した上で熙宗(ヒジョン)に面会し、これに対して熙宗(ヒジョン)は立太子をチェ・チュンホンと相談する。熙宗(ヒジョン)は国政をチェ・チュンホンに一任するが、同時に王室が南宋の毒薬を買い求めているという噂を流させる。一方、過去に虐待された恨みを晴らすため、楊水尺(ヤンスチョク)たちに無意味な工事をさせているチャウンソン。チャウンソンはチェ・ウに対して、弟のチェ・ヒャンに警戒するよう言う。
- 6月5日(木) 第151話 「豪邸」
- 脚の腱を斬られ流刑となるパク・チンジェは、キム・チリョに対して、蛮族の脅威から国を守るため、チェ・チュンホンの権勢には立ち向かわないよう忠告する。一方、平服姿で王宮に出入りし、国王並みの権勢を誇るチェ・チュンホン。新居で宴会を開くチェ・チュンホンに対して、ノ・イヌは強い非難の声を浴びせる。そんな中、熙宗(ヒジョン)はチェ・ウを重用し始めるが、離間策だと見抜いたチェ・チュンホンは、チェ・ウを都から離れさせる。
- 6月4日(水) 第150話 「救国の剣」
- 国を救うため乱臣を処断すると言うパク・チンジェ。幸い手傷を負っただけで済んだチェ・チュンホンは、パク・チンジェの背後に王室がいるのではと睨み、熙宗(ヒジョン)の廃位を画策する。逃亡先で潔く自害しようとするパク・チンジェだが、そこに現れたキム・チリョから王が廃位されそうだと聞かされると、自らチェ・チュンホンのもとに向かい、大義を忘れて乱臣に成り下がったチェ・チュンホンを諫め、挙兵は王室とは無関係であると証言する。
- 6月3日(火) 第149話 「木像の誓い」
- パク・チンジェに罪があっても許すようチェ・チュンホンに頼む熙宗(ヒジョン)。一方、収奪に苦しむ民の姿を目の当たりにしたパク・チンジェは、夢の中でトゥドゥウルから、乱臣チェ・チュンホンを斬れと言われる。そんな中、監門衛(カンムニ)将軍のキム・チリョは、パク・チンジェが謀反とは無関係だと証言する。帰京したパク・チンジェを歓迎するチェ・チュンホンだが、パク・チンジェはわずかな決死隊を率いて、チェ・チュンホンの屋敷を襲撃する。
- 6月2日(月) 第148話 「軍部の不満」
- パク・チンジェの追及にチェ・チュンホンは、大義を果たすためには、人材が育ち国庫が豊かになるまで待つべきと諭し、自分が乱臣になったならば進んで命を差し出すと言って剣を与える。一方、熙宗(ヒジョン)はこれ見よがしにパク・チンジェを重用する。そんな中、不公平な人事に不満を抱いた金吾衛(クモウィ)将軍のイ・グァンシルが、チェ・チュンホンを討とうと企むが、熙宗(ヒジョン)がその計画をチェ・チュンホンに知らせたため、イ・グァンシルは捕らえられる。
- 5月30日(金) 第147話 「大義を信ずる者」
- 私兵の養成を問いただすチェ・チュンホンに対して、乱臣を処断し挙兵の大義を守るための私兵だと答えるパク・チンジェ。チョン・スクチョムはチェ・チュンホンに、民を救うという大義を盲信する者が、いずれ剣を突きつけてくるだろうと警告する。一方、チャウンソンは、チェ・チュンホンに権勢を握らせるため、自ら身を引く。そんな中、チェ・チュンホンの封侯立府(ポンフイップ)を祝う宴席で、パク・チンジェが公然とチェ・チュンホンを非難する。
- 5月29日(木) 第146話 「恩門相国(ウンムンサングク)」
- チェ・チュンホンは朝廷の最高位である門下(ムナ)侍中(シジュン)に任命され、同時に恩門相国(ウンムンサングク)の称号を与えられる。文人として名高いイ・ギュボはこれを非難し、それを聞きとがめたノ・イヌによって、チェ・チュンホンのもとに紹介される。一方、チェ・チュンホンの屋敷に住み着いた易者のイ・ジシクは、チェ・チュンホンに対して、熙宗(ヒジョン)と相剋(そうこく)の関係であると警告する。そんな中、枢密使(チュミルサ)ウ・スンギョンが熙宗(ヒジョン)に願い出て、チェ・チュンホンの暗殺を図る。
- 5月28日(水) 第145話 「譲位」
- 意識を回復し譲位の意向を明らかにした神宗(シンジョン)は、チェ・チュンホンにひざまずいて太子のことを頼む。一方、天候を自在に操るトゥドゥウルの神通力を恐れ、士気の下がった鎮圧軍は、ペジャの軍勢の奇襲を受けて敗退する。しかし、パク・チンジェがトゥドゥウルの首を斬ると、ようやく反乱の鎮圧に成功する。そんな中、神宗(シンジョン)の譲位を受けて熙宗(ヒジョン)が即位する。即位式で熙宗(ヒジョン)は、自分を王座に就けた恩人として、チェ・チュンホンに礼を尽くす。
- 5月27日(火) 第144話 「迫る嵐」
- 栄枯盛衰を見届けるため、再びチェ・チュンホンに仕えると言うホンニョナ。そんな中、神宗(シンジョン)が背腫で危篤になる。動揺の広がる朝廷に、ノ・イヌは太子に譲位することを提案し、チェ・ウの義父であるチョン・スクチョムは、チェ・チュンホンに王座に就くつもりなら協力すると申し出る。一方、ペジャの農民軍の奇襲で敗走した鎮圧軍に代わり、ペク・チョニュの率いる精鋭軍がやって来る。だが、出陣の直前、突然の嵐に見舞われてしまう。
- 5月26日(月) 第143話 「金剛夜叉の亡霊」
- 徐羅伐(ソラボル)一帯でイビとペジャの反乱が起こる。彼らの背後にトゥドゥウルがいると知ったチェ・チュンホンは、パク・チンジェを問いただし、鎮圧軍の先鋒に任命する。新羅の復興を目指すトゥドゥウルは、パク・チンジェに面会を申し出て、挙兵の大義を失った乱臣を斬り、鶏林(ケリム)の大義を果たそうと誘惑する。パク・チンジェは鶏林(ケリム)の民に兵糧米を分け与え、それに憤慨して民を皆殺しにしたイビが、民の密告によって捕らえられてしまう。
- 5月23日(金) 第142話 「貴賤のない世の中」
- マンジョクを救うため、再びチェ・チュンホンに仕えると言うホンニョナ。チェ・チュンホンに面会したマンジョクは、貴賤のない世の中を作るために蜂起したと言って、チェ・チュンホンに別れを告げる。奴婢たちは最後までマンジョクと共に戦うが、捕らえられて処刑され、奴婢は人ではないとして、その遺体は川に投げ捨てられる。一方、朝廷ではマンジョクの反乱に対して、その主人であるチェ・チュンホンを問責する意見が出される。
- 5月22日(木) 第141話 「マンジョクの乱」
- チェ・チュンホンに対し、乱臣となるのは避けられない運命と言い放つホンニョナ。また、刑部(ヒョンブ)官憲(クァノン)となったノ・イヌも、権勢を手放さなければ、挙兵の大義もやがて腐敗すると忠告する。一方、マンジョクは奴婢たちを集めて、蜂起の計画を立てる。そんな中、チャウンソンが反乱計画を告発し、スンジョンが捕らえられ、自白させられる。そして蜂起の当日、進撃しようとする奴婢たちは軍部の奇襲を受け、マンジョクは普済(ポジェ)寺に敗走する。
- 5月21日(水) 第140話 「人間らしく」
- ホンニョナのもとで、マンジョクが刺客たちと一緒にいると聞かされたチェ・チュンホン。チェ・チュンホンはマンジョクに、かつてチョ・ウィチョンの乱で、自分を助ける際にマンジョクが受けた矢の矢尻を見せながら、奴婢の身分から解放して良民にしてやると提案する。だが、マンジョクはそれを拒絶し、人を貴賤で分ける世の中を覆すため、スンジョンやミジョイらと契りを結ぶ。そんな中、ホンニョナは太子に呼ばれて王宮を訪れる。
- 5月20日(火) 第139話 「奴婢の反乱」
- 刺客の正体が奴婢だと知ったチェ・チュンホンは、マンジョクを問いただすが、マンジョクは潔白を主張する。その夜、奴婢たちの砦が襲撃され、負傷したミジョイはマンジョクに助けられて、ホンニョナのもとで手当を受ける。チェ・チュンホンはマンジョクを鞭打ちにして尋問し、チャウンソンは使用人のヨンボクにマンジョクの様子を探らせる。これに対してマンジョクは、スンジョンに協力を申し出て、反乱の先頭に立つ決心をする。
- 5月19日(月) 第138話 「太子の屈辱」
- 密書を偽造したのが太子だと知ったチェ・チュンホンは、太子を問い詰める。初めは容疑を否認する太子だが、宦官のワン・ジュンミョンが捕らえられ、太子は土下座してチェ・チュンホンに謝罪する。王位に就けばこの屈辱を晴らすと誓う太子。一方、太子妃がチェ・チュンホンによって復位される。そんな中、チェ・チュンホンが自分の欲望のために弟を殺害したという貼り紙が街中に貼られ、また、チェ・チュンホンが刺客に襲われる。
- 5月16日(金) 第137話 「兄と弟」
- 都に進撃すると息巻くチェ・チュンスに対して、勝ち目がないことを悟った六衛(ユグィ)の将軍たちは、チェ・チュンホンのもとに投降する。自分を捕らえに来た六衛(ユグィ)の将軍たちを返り討ちにしたチェ・チュンスだが、そこへノ・ソクスンらの軍勢が襲いかかり、敗走を余儀なくされる。追い詰められたチェ・チュンスは、ここで生き残っても兄の足かせになるだけと、パク・チンジェに自らの首を斬らせ、チェ・チュンホンは弟の首に嘆き悲しむ。
- 5月15日(木) 第136話 「婚礼当日」
- チェ・チュンスの娘の輿入れの行列を、チェ・チュンホンの軍勢が阻む。王の密書を見せて婚礼の正当性を訴えるチェ・チュンスだが、密書は偽造であることが判明する。撤退を命じるチェ・チュンホンだが、側近らの主張によって、チェ・チュンスは王宮に進撃する道を選び、王宮前でチェ・チュンホンとチェ・チュンスが剣を交える事態となる。母のユ氏はチェ・チュンスを許すよう懇願するが、チェ・チュンホンは私情を挟めないと言う。
- 5月14日(水) 第135話 「兄弟の絆」
- 功績を独り占めしていると責めるチェ・チュンスに、土下座をして縁談を思いとどまらせるチェ・チュンホン。これに対してチャウンソンは、チェ・チュンスが思い上がって、挙兵の大義を台無しにするかもしれないと忠告する。そんな中、太子から縁談を予定通り進めるよう言われ、再びその気になったチェ・チュンスは、母やパク・チンジェらの説得にも耳を貸さない。ついにチェ・チュンホンは、神宗(シンジョン)にチェ・チュンス殺害の王命を受ける。
- 5月13日(火) 第134話 「弟の野望」
- いつ政治から手を引くつもりかと問い詰めるチョ・チュンに、王権が安定し朝廷が刷新されるまでだと答えるチェ・チュンホン。その頃、流刑先のトゥ・ギョンスンは、明宗(ミョンジョン)に許しを請いながら自決の道を選択した。一方、そんな中、チェ・チュンスは、自分の娘を太子妃の座に就けるため、今の太子妃を強引に連行し、廃位を宣言する。それを知ったチェ・チュンホンは、チェ・チュンスの屋敷に乗り込んで、婚礼品を燃やしてしまう。
- 5月12日(月) 第133話 「雨の中の廃位」
- 新王の擁立に賛同するか、正統性のない愚かな王に忠誠を捧げて死ぬかの選択を迫るチェ・チュンホンに、トゥ・ギョンスンは明宗(ミョンジョン)の身の安全を保障させた上で、連行されていく。チェ・チュンスが王宮を掌握し、明宗(ミョンジョン)に廃位を突きつける。チェ・チュンホンと談判した明宗(ミョンジョン)は、挙兵の大義に同意して自ら王宮を去り、太子と太子妃、そして太孫もそれぞれ流刑となる。チェ・チュンホンの推戴によって、平凉公(ピョンニャンゴン)が20代王・神宗(シンジョン)として即位する。
- 5月9日(金) 第132話 「愚かな王」
- 王命を受けたトゥ・ギョンスンは、チェ・チュンホン殺害のための計略を練り、明宗(ミョンジョン)はチェ・チュンホンとチェ・チュンスに功臣の称号を与えて、興王(フンワン)寺の行幸に功臣としてチェ・チュンホンを同行させる。ペク・チョニュから、トゥ・ギョンスンが万全の準備をしていると密告を受けたチェ・チュンホン。行幸の間は何事も起こらず、その帰り道、都に来たところで民が愚かな王は退位しろと投石するが、チェ・チュンホンは明宗(ミョンジョン)を保護する。
- 5月8日(木) 第131話 「封事十条」
- 兵を率いて進撃してくるチェ・チュンスと、それを阻むチェ・チュンホン。対峙する兄弟のところへ母のユ氏が止めにやって来る。チェ・チュンホンは明宗(ミョンジョン)に“封事十条”を献じ、悪徳官吏や悪商人が処罰されて、民は万歳を叫ぶ。一方、ホンニョナはチャウンソンに妓房を託して都を去り、マンジョクはなぜホンニョナを見捨てたのかとチェ・チュンホンに問い詰める。そんな中、明宗(ミョンジョン)はトゥ・ギョンスンにチェ・チュンホンの殺害を命じる。
- 5月7日(水) 第130話 「粛清」
- ホンニョナのもとを訪れ、よりを戻そうと言うチェ・チュンホン。その頃、チェ・セボら重房(チュンバン)の長は、チェ・チュンホンの部下に粛清され、チェ・チュンスは宦官や女官らを拷問して、イ・ウィミンとの内通を調査する。明宗(ミョンジョン)は、官職を望んで挙兵したわけではないと主張するチェ・チュンホンに対し、わざと将軍のまま昇進させずにおく。この扱いにチェ・チュンスは激怒し、チャウンソンも王に捨てられるくらいなら、王を廃位すべきと言う。
- 5月6日(火) 第129話 「一家の末路」
- イ・ジヨンの首がイ・ウィミンと共にさらされる。チェ・セボをはじめとする重房(チュンバン)の長は、イ・ジスンを味方に付けてチェ・チュンホンの殺害を決議するが、イ・グァンジョンがそれを密告する。王宮に進撃するイ・ジスンだが、既にチェ・チュンホンは王宮を掌握しており、重房(チュンバン)会議を招集して朝廷と重房(チュンバン)の和合が宣言される。イ・ジスンとイ・ジグァンはチェ・チュンホンに降伏して処刑され、イ・ウィミンの遺体も荼毘に付されるのだった。
- 5月5日(月) 第128話 「金剛夜叉の首」
- イ・ジスンが明宗(ミョンジョン)を保護して王宮に戻ったと聞いたトゥ・ギョンスンは、チェ・チュンホンと手を結ぶ。一方、父の首がさらされていると知ったイ・ジスンは、トゥ・ギョンスン討伐のため重房(チュンバン)の兵を動員する。密かに明宗(ミョンジョン)に謁見したチェ・チュンホンは、イ・ウィミン殺害が王命だったと表明するよう懇願するが、明宗(ミョンジョン)はもはや武人の忠誠を信じられないと言い放つ。トゥ・ギョンスンは事態の収拾を命ずるが、チェ・チュンホンは納得しない。
- 5月2日(金) 第127話 「黄龍の最期」
- イ・ウィミンが鶏林(ケリム)の黄龍として昇天できるよう天に祈っているところへ、チェ・チュンホンの軍勢が襲いかかる。ブルとチェ・ブは壮絶な戦死を遂げ、イ・ウィミンもまた、チェ・チュンホンの手によって斬首される。一方、異常事態に気付いたイ・ジスンは、兵を集めて王宮と都を占領する。そんな中、都ではイ・ウィミンの首がさらされる。トゥ・ギョンスンはイ・ウィミンの首を下ろすように命ずるが、ノ・ソクスンはそれを拒絶する。
- 5月1日(木) 第126話 「再起を賭けて」
- トゥ・ギョンスンは、明宗(ミョンジョン)が普済(ポジェ)寺に訪れる日を狙ってイ・ウィミンを討つ計画を練るが、いざ当日、イ・ウィミンは病気を理由に現れなかった。計画の中断を命ずるトゥ・ギョンスンに対して、チェ・チュンホンは独断でイ・ウィミンの屋敷を襲撃するが、イ・ウィミンは不在であった。その頃、弥陀(ミタ)山を訪れたイ・ウィミンは、廃墟となった軍営に愕然とし、残った兵を集めて再出発を誓う。そこへチェ・チュンホンの軍勢が奇襲してくる。
- 4月30日(水) 第125話 「栄華の陰り」
- 欲のせいで全てが水の泡になったとイ・ウィミンを叱責し、絶縁を宣言するトゥドゥウル。イ・ウィミンは、栄華のために黄龍の大業を忘れたのかと自責する。一方、刺客の黒幕だと決めつけられたことに対し、自らイ・ウィミンを訪ねて弁解するチェ・チュンホン兄弟の態度に、イ・ウィミンは不問に付す。そんな中、泥酔したイ・ジヨンが明宗(ミョンジョン)の側室を暴行する事件が起こる。明宗(ミョンジョン)はトゥ・ギョンスンに、イ・ウィミンを倒すよう血書を送る。
- 4月29日(火) 第124話 「功臣の涙」
- 自分に何の罪があるのかと斧を振り上げるイ・ウィミンの気勢に、明宗(ミョンジョン)は内通疑惑の調査の中止を宣言する。一方、ホンニョナは、奇襲の最中に重傷を負ったチェ・ウを助け、縁はこれで最後とチェ・チュンホンに別れを告げる。壁上功臣に封じられ、朝廷の最高位である門下(ムナ)侍中(シジュン)となったイ・ウィミンは、ホンニョナを功臣閣に連れ込み、これまでの苦労に涙を流す。そんな中、イ・ジヨンは、刺客の黒幕がチェ・チュンスだと突き止める。
- 4月28日(月) 第123話 「性急な挙兵」
- 乱を鎮圧して帰還するイ・ウィミンは、天罰を与えろと息巻く民を皆殺しにする。イ・ウィミンの横暴に明宗(ミョンジョン)は、トゥ・ギョンスンを壁上功臣として、イ・ウィミンを武装解除させ、敵との内通疑惑を調査させるが、確かな証拠を掴めないまま時が過ぎる。そんな中、大勢がイ・ウィミン討伐に傾くまでは挙兵しないと言う慎重なチェ・チュンホンに対して、しびれを切らしたチェ・チュンスは単独で挙兵を図り、イ・ウィミンの屋敷を奇襲する。
- 4月25日(金) 第122話 「悲しき裏切り」
- 都に進撃してくるキム・サミの軍勢に対し、イ・ウィミンは討伐軍を出陣させる。そんな中、ホンニョナは、孤立無援となったイ・ウィミンを気遣ううちに、いつしかイ・ウィミンに心を奪われてしまっていた。一方、自ら鶏林(ケリム)の王室を建てると宣言したキム・サミだが、そこへチェ・ブの軍勢が襲撃し、チャソンは自決する。敗走したキム・サミも、イ・ウィミンの前にひざまずき、黄龍の大業とは民を救うことだと言い残して、斬首される。
- 4月24日(木) 第121話 「犯人捜し」
- 明宗(ミョンジョン)は新たな鎮圧軍の編成を命ずるが、重房(チュンバン)は首長のイ・ウィミンが不在では何も決議できないと態度を一変させる。一方、イ・ウィミンはアランを殺害した犯人捜しを命じる。現場に落ちていた短刀から、ブルはイ・ジヨンを犯人と睨んで自白を勧めるが、息子の代わりに犯人だと名乗り出たチェ氏は、逆上したイ・ウィミンによって追放される。キム・サミは、アランを失った悲しみで挙兵を拒むイ・ウィミンを、黄龍と認めないと言い放つ。
- 4月23日(水) 第120話 「高麗の武人」
- 窮地を脱するにはイ・ジスンを殺すべきというアランに対し、イ・ウィミンは激怒して部屋に閉じ込める。一方、チョン・ジョンゴルは、チェ・ブから挙兵に同調するよう脅されて苦悩する。そんな中、チェ・チュンホンの部下たちは都に戻って合流し、イ・ジヨンはアランが産まれてくる子のために自分を利用したと知ってアランを殺害する。チョン・ジョンゴルはイ・ジスンに対して高麗の武人として自負心を貫くよう言い残して毒を飲む。
- 4月22日(火) 第119話 「王命」
- 今こそ挙兵すべき時だと宣言するイ・ウィミンは、黄龍の兵に都への進撃を命ずる。一方、チョン・ジョンゴルはイ・ジスンに内通の事実を問いただし、罪を認めるイ・ジスンの処分を明宗(ミョンジョン)に託す。明宗(ミョンジョン)はトゥ・ギョンスンにイ・ウィミン逮捕の王命を下し、将軍に就任したチェ・チュンホンが兵を率いてイ・ウィミンを捕らえに来る。アランの口添えで逮捕を免れるイ・ウィミンだが、明宗(ミョンジョン)はキ・ホンスら文臣にイ・ウィミンを弾劾させる。
- 4月21日(月) 第118話 「内通」
- イ・ウィミンの前にトゥドゥウルが現れ、大義を忘れて権力に溺れたのかと怒鳴りつける。同じ頃、アランのもとにはプヨンが現れ、黄龍を堕落させているとなじる。一方、援軍が来ないことで、イ・ウィミンがまだ黄龍の大業を忘れていないと悟ったキム・サミは、イ・ジスンを解放する。討伐軍の相次ぐ敗北に、朝廷ではイ・ジスンが敵と内通しているという噂が出回る。そんな中、チョン・ジョンゴルはイ・ジスンの内通現場を押さえる。
- 4月18日(金) 第117話 「キム・サミの乱」
- イ・ウィミンはチョン・ジョンゴルとイ・ジスンを討伐軍として派遣するが、明宗(ミョンジョン)は反乱軍がイ・ウィミンの兵だという噂に不安を覚える。一方、ホンニョナはイ・ウィミンにチャウンソンを引き合わせるが、イ・ウィミンは傾国の美女だと言ってチャウンソンを拒み、イ・ジヨンは息子の女を奪ったと言ってイ・ウィミンに反抗する。そんな中、討伐軍が反乱軍の奇襲を受け、イ・ジスンが反乱軍の追撃中に殺害されたという知らせが届く。
- 4月17日(木) 第116話 「忘れられた大義」
- チェ・チュンホンは成長したアジにチャウンソンという名を与える。一方、数年ぶりに都へ来たチャソンとキム・サミは、イ・ウィミンが黄龍の大義を忘れて挙兵の意志を失っていることに失望し、弥陀(ミタ)山に戻るや、黄龍の命令が下りたと言って挙兵する。そんな中、チャウンソンがホンニョナの引き合わせでイ・ジヨンの妾になり、アランはイ・ウィミンの子を身ごもる。キム・サミは東京(トンギョン)周辺の官庁を掌握し、挙兵の知らせが朝廷に届く。
- 4月16日(水) 第115話 「父子の絆」
- 重房(チュンバン)はファウォノクを捕らえて今回の騒動の責任を負わせようとする。イ・ジヨンはファウォノクを脱獄させようとするが、それを阻もうとするイ・ジスンに対して、イ・ジヨンは実の兄ではないと罵る。それを聞きつけてチェ氏を問い詰めるイ・ウィミンだが、もし事実ならイ・ジスンの首を斬るというその気迫に、チェ氏はイ・ウィミンの子で間違いないと答えてしまう。イ・ウィミンは、権勢を握って道を見失い、そして数年の時が経つ。
- 4月15日(火) 第114話 「高笑い」
- 明宗(ミョンジョン)はイ・ウィミンよりもトゥ・ギョンスンを上位に置き、両者に権力が二分される。イ・ウィミンは、民のことよりも、自分の権威が脅かされることに自分の関心が向いていると気付き、不安を覚える。そんな中、イ・ジヨンは、自分が目を付けた芸妓ファウォノクの情人だというパク・コンスプを襲撃する。イ・ウィミンはイ・ジヨンを鞭打ちにするが、重臣らがイ・ジヨンの罪の赦免を願い出ると、明宗(ミョンジョン)はついにその脅しに屈してしまう。
- 4月14日(月) 第113話 「滅私奉公」
- イ・ウィミンの息子たちの出仕を祝う宴席に現れ、醜態をさらすチェ・チュンホン。だが、実はそれは自分に対する疑いの目を避けるための演技だった。臣下たちが宴会に参加するため朝廷や重房(チュンバン)を空ける中で、トゥ・ギョンスンだけは明宗(ミョンジョン)に忠誠を誓い、イ・ウィミンを乱臣と非難する。一方、イ・ジヨンはアランからイ・ジスンが父の実子ではないと聞かされ、トゥドゥウルは黄龍の昇天に長男が逆らうという言い伝えを残して旅立つ。
- 4月11日(金) 第112話 「我が子」
- 正義感の強い将軍チョン・ジョンゴルを処罰するイ・ウィミンに対して、乱臣と変わらないと非難するイ・ジスン。アランはチェ氏から、イ・ジスンがイ・ウィミンの実子でないことを聞き出す。そんな中、チェ・セボの息子チェ・ビが、女官と密通している現場が目撃される。激怒する明宗(ミョンジョン)だが、イ・ウィミンはチェ・ビの赦免を強引に認めさせてしまう。ムン・グッキョムが死去し、イ・ジヨンとイ・ジグァンも龍虎(ヨンホ)軍校尉(キョウィ)として出仕する。
- 4月10日(木) 第111話 「文臣の挙兵」
- 国を救うため、トゥ・ギョンスンらと手を組んで挙兵を企むムン・グッキョム。これに対してイ・ウィミンは、挙兵に関わった武臣たちを残らず捕らえさせる。チェ・チュンホンは、ホンニョナの知らせで一度は都を離れようとするが、挙兵に加わるよう話を持ちかけてきた文臣のキ・ホンスを捕らえて王宮に戻ってくる。明宗(ミョンジョン)は、ムン・グッキョムを呼んで重房(チュンバン)に逆らわないと約束させ、今回の挙兵を不問に付すようイ・ウィミンに命ずる。
- 4月9日(水) 第110話 「木彫りの顔」
- 妓房で出くわしたチェ・チュンホンにホンニョナとの関係を問いただすイ・ウィミンだが、借金をしに来たと言い逃れるチェ・チュンホン。そんな中、トゥドゥウルの庵が火事に遭ったと知らされたイ・ウィミンは、焼け跡から見つかった木彫りの人形を見て、トゥドゥウルの言葉を思い出しながら嘆き悲しむ。一方、イ・ジヨンとイ・ジグァンの護衛を任されたチェ・チュンスは、街で暴れる兄弟を叩きのめしたオ・スクピという男に注目する。
- 4月8日(火) 第109話 「女の野心」
- チェ・チュンホンは、マンジョクが連れてきた娘たちの中で、王に仕える女になりたいと豪語する娘に興味を抱く。娘たちを芸妓見習いとして預かったホンニョナは、アジと名乗るその娘が国を滅ぼす妖婦になると見抜く。一方、ムン・グッキョムは軍部出身者に偏った人事刷新案に反対するが、イ・ウィミンは苦労を経験した武臣こそ、国に対する忠誠心が強いと主張する。気分良く酔ったイ・ウィミンは、ホンニョナの妓房で一夜を過ごす。
- 4月7日(月) 第108話 「時を待つ」
- チェ・チュンホンは同志を集めてイ・ウィミンの首を取ると誓いを立てる。ホンニョナの忠告で家に帰るチェ・チュンホンだが、妻のソン氏は家長としての責任を持てと非難する。一方、トゥドゥウルから10年あまりは時を待つよう言われるイ・ウィミン。そんな中、アランはトゥドゥウルにイ・ウィミンのもとを去るよう警告するが、トゥドゥウルはその野心に激怒する。アランはイ・ジヨンに命じて、トゥドゥウルの庵に火を付けさせる。
- 4月4日(金) 第107話 「恥辱」
- 賄賂を贈って弟の助命を願うチェ・チュンホンだが、イ・ウィミンはそれを拒絶して糾弾する。必死でイ・ウィミンへの忠誠を訴えるその姿に、イ・ウィミンはチェ・チュンホンが天下を取るような器ではなかったと判断する。チェ・チュンホンがイ・ウィミンに頭を下げたと知ったチェ・チュンスは、怒鳴り込んで勝負を申し込み、イ・ウィミンはその気概に免じて許してやる。チェ・チュンホンは、忠犬のふりをしながら時を待つと誓う。
- 4月3日(木) 第106話 「チョ・ウォンジョンの乱」
- チョ・ウォンジョンが挙兵する。殿閣に放火して王宮に侵入するソク・リンの軍勢をトゥ・ギョンスンが守り、大殿に向かうチョ・ウォンジョンの前にイ・ウィミンが立ちはだかる。そんな中、王宮前で待機しているチェ・チュンスのもとにチェ・チュンホンが駆けつけ、挙兵への加担を止めさせる。敗色濃厚な二人は逃亡するが、やがて捕らえられて処刑され、イ・ウィミンが権勢を握る。一方、チェ・チュンスは乱の残党として目を付けられる。
- 4月2日(水) 第105話 「実録編纂」
- イ・ウィミンは朝廷を動かしてチョ・ウォンジョンを弾劾し、官職を剥奪させる。チョ・ウォンジョンは仲間を集めて挙兵の準備をするが、ソク・リン以外の大将軍は乗り気でない。ホンニョナはチェ・チュンホンとイ・ウィミンに、チョ・ウォンジョンの挙兵が近いことを伝え、それを聞いたイ・ウィミンは挙兵に備え始める。そんな中、チェ・チュンホンの弟チェ・チュンスは、チョ・ウォンジョンのもとを訪ねて、挙兵に協力する旨を伝える。
- 4月1日(火) 第104話 「実録編纂」
- チョ・ウォンジョンはイ・ウィミンに挙兵を持ちかけるが、イ・ウィミンは政争に巻き込まれたくないと断る。実録編纂を任されたムン・グッキョムは、武臣の非道を厳しく記録しようとするが、軍部の激しい反発と、王室を守るべきイ・ウィミンの失脚を憂慮した明宗(ミョンジョン)は、軍部出身のチェ・セボを実録編纂に参与させる。一方、アランを追い出そうとするイ・ジヨンだが、アランは一国の太子にもなれる身だと言って、イ・ジヨンを手懐ける。
- 3月31日(月) 第103話 「黄龍の女」
- 鶏林(ケリム)の牟梁(モリャン)部出身の娘アランがイ・ウィミンのもとに現れ、去ったプヨンの代わりに自分がやって来たと言う。アランは、プヨンが去ったことに衝撃を受けるイ・ウィミンを慰め、夜を共にする。一方、チェ・チュンホンは、イ・ウィミンの世になると予想しながらも時機を待つ。3年の月日が経ち、1186年。チョ・ウォンジョンは息子の官職をめぐって王の面前で声を荒げる。明宗(ミョンジョン)は、先王の実録編纂を通じて、軍部を牽制しようとする。