先日、上司から、こんな記事を手渡されました。
女性議員が、予算委員会で、
「日本では女性の政治参画が遅れている」
「女性国会議員の多くは、個性豊かで、たおやか。
様々なハラスメントを乗り越え、環境適応して生き残った方ばかり。
しかし、そんな『肉食系女性議員』だけでよいのか」
といった内容のことを発言し、話題になったという記事でした。
しかも、そのユーモラスたっぷりな発言は、反感を買うことなく、
多くの共感を得たということで、思わず、記事を読み進めてしまいました。
昨今、女性の活躍推進という言葉がよく使われますが、
一方で、なかなか進んでいない現状があるとの声を耳にします。
それは、政治の世界に限ったことではなく…
女性議員が例えたような『肉食系の女性』だけしか
生き残れない社会の構図があるのかもしれないと感じました。
実際に、私は、呑み会と聞けば、呑みニケーションの場だからと積極的に参加したいと思いますし、
たとえ、あれ?ハラスメントかな?と疑問に感じる言葉を耳にしても、
笑顔で反撃してしまうか、あるいは流してしまう鈍感力のある、、、
『肉食寄り』の女性なのかもしれません。
しかし、自分を取り囲む環境が、家庭を持ち、変わっていく中で、
肉食系の仮面が剥がれ、このまま、マスメディアの世界にい続けてよいものか…
正直、悩んだことが何度もあります。
そんな悩みを吹き飛ばした、今回の記事!
結びとして、その女性議員は、これからは「“普通”が武器になる時代」だといいます。
新元号が発表され、時代は今、大きな転換期、
女性たちの働き方も多様になってきています。
しかも、私は、何より、記事を読んでみなさいと渡してくれた男性上司の、
この行動こそがとても嬉しかったのです。
いい意味で、肩の力を抜いて、職場復帰することができている今。
“普通”でいられる社会での居場所作りが、
伝え手としても、マスメディアに身を置く者としても、
今後の課題になるのかもしれません。
背中を見せられる働き方ができるかどうか…
と、決意を新たにしたところで、ここで、ダラダラと思いを綴っていても
何も始まりませんね。
来週から定時ニュースにも復帰することになりました。
しっかりと目の前の仕事一つ一つにも向き合ってまいります^^