議事1 番組視聴・合評
「この夏を忘れない~夏季兵庫県高校野球大会」
(8月30日(日)14:00~15:00放送分)
審議番組概要
全国高校野球選手権兵庫大会の代替大会として、 7月18日から3週間にわたり「令和2年度夏季兵庫県高等学校野球大会」が開催された。コロナ禍で夢を奪われた球児たちに活躍の場を作ってあげたいという関係者の熱意が実を結び本大会が実現。ただ、無観客試合かつ応援の人数も限られているうえ、日程の都合上ベスト8決定の5回戦までしか行われなかった。それでも球児たちにとって心に残る大切な試合。番組では5回戦8試合の模様をダイジェストにまとめ、監督、選手、父兄、関係者などのインタビューを盛り込んでこの特別な大会を振り返った。
委員の主な意見(要旨)
- 「高野連の判断、大人の判断を高校生がどういう風に受け止めたのかという社会的な面も気になった」
- 「試合以前のコロナ禍での苦悩がわかれば、より印象深くなったと思う」
- 「マスク姿のインタビューなど、この異様な夏の出来事がますます印象深い」
- 「大会をやらないというのは簡単、中途半端だとしても実行にこぎつけた関係者の思いを想像すると、生徒たちのインタビューは心に響いた」
- 「特別な状況下で、勝敗は二の次だというコンセプトもわかるのだが、やはり勝ち負けをクローズアップしてほしかった」
- 「選手以外の、マネージャー、吹奏楽、監督たちなど周り思いも拾わないと『この夏を忘れない』とはならないと思った」
- 「選手や高校の関係者にとっては永久保存版だろうが、あまり縁のない視聴者からするともう少しヒューマンドラマを見たかった」
- 「こういった試合をテレビで放送したということ自体が、有意義だったと思う」