議事1 番組視聴・合評
特別番組「ポーランドにショパンの響き」
(7月28日(日)20:00~20:55放送
9月8日 (日)13:00~13:55再放送
10月6日(日)20:00~20:55再々放送分)
審議番組概要
サンテレビ開局50周年、日本・ポーランド国交樹立100周年を記念して作られた特別番組。日本にはシベリアからのポーランド人孤児救出の歴史があり、ポーランドは親日国として知られている。そんなポーランドに生まれ育ったピアノ界の大スター、音楽家ショパン。現在も聴く人々を魅了し続ける独創的で近代的なショパンの音楽とは!?ポーランド在住のピアニスト西水佳代の演奏にのせて、ショパンの人柄と生涯を紐解く。その他、両国の架け橋となっている文化や芸術、人々の交流にもふれる。
委員の主な意見(要旨)
- 「知名度のわりに、素性があまり知られていないショパンの生き様が描かれていて、新鮮でおもしろかった」
- 「ポーランドと日本のつながりがよくわかる」
- 「日本においてショパンはどのように有名になっていったかなど、相互作用的な内容がひとつでも入っていれば、ショパンに特化した意味が深まったのではないだろうか」
- 「『サンテレビ50周年記念』と打ち出すのであれば、もう少しサンテレビ色を出した方がよかった」
- 「写真を多用することで、ヨーロッパ中をまわったかのように感じることができた」
- 「ショパンに関して、詳しくない人が見てもわかりやすい構成になっていた」
- 「ショパンの人生と作品がクロスしている部分がわかりやすく描かれており、大変興味深かった」
- 「時代を追って描くだけではなく、メリハリがあればよりよかった」
- 「最後に展覧会の紹介があるが、直筆の楽譜が展示される意味など見どころ的な紹介があればより視聴者に届くのではないだろうか」
- 「ひとりの人間として苦労もたくさんしているショパンだが、『天才』というワードが多用されることで人間味が消えてしまい、思考が止まってしまった」
- 「日本とポーランドの関係というテーマを掲げているので、孤児の話などポーランドに関してもう少し幅広く取り上げてもよかった」