議事 サンテレビの放送番組全般について
審議概要
「今年は開局45周年にあたり、様々な番組やイベントを企画している」「引き続き、コンテンツの強化充実、災害対策・報道体制、経営基盤の強化に取り組む」などとする局側の新年の抱負を受けて、委員側からは委員長が「45周年は非常におめでたく、盛りだくさんの企画で嬉しい限り。サンテレビは地域の地元局であって、その立場を堅持している。今後も揺るぎのない方向を歩んで発展していただきたい。私たち委員も、審議会の責任を果たすべく、いっそう努力していく」と述べ、サンテレビの放送番組などを中心に、意見交換を行った。
委員の主な意見(要旨)
- 「年末年始は(各局とも)見たいと思える番組がなかったが、サンテレビの手堅い時代劇や映画のラインナップは有り難かった」(複数意見)
- 「この年末年始で『おっ!サンテレビ』の理由がよく分かった。時代劇、ゴルフ、釣り……団塊の世代にシフトして編成されている。ある意味、正月にテレビをオアシスにすることに成功した」
- 「とはいえ、昨年の、ローカルに徹して地域財産を掘り起こしたような番組が、この正月にはなかったのが残念」
- 「テレビ番組は最早“お茶の間”で見るものではなく、何気なく点いていて、ひとりで見ているもの。その人たちに訴えかける目線が、今後番組づくりの大きなポイントになる」
- 「他局では取り上げない地域密着番組。全国放送では出来ない部分を大切にしていって欲しい」
- 「新聞とはもちろん、他メディアとのコンテンツを生かしたコラボは考えられないか」
- 「見逃し視聴も含め、ネットの動画サイトの活用を」
- 「阪神・淡路大震災から19年、20年に向けて地元メディアとして取り組み、筋のようなものをしっかりと持っていくことが必要」
- 「開局45年、ドラマや映画づくりへの挑戦など、意欲的な方向を示されているので期待している」
※このほか、昨年10月の審議会が休会となったため資料を送付して報告していた「放送番組の種別ごとの放送時間(2013年4月~2013年9月)」について、あらためて確認を行った。