議事1 特別番組「播州の秋まつりシリーズ 荒井神社」
(10月23日(金)19:00~19:55放送分)
審議概要
サンテレビでは毎年「播州の秋まつりシリーズ」として9地区のまつりを放送している。このうち高砂市にある荒井神社の秋まつりは10月10日、11日の2日間開催された。呼び物は江戸時代から伝わるとされる「仁輪加太鼓(にわかだいこ)」。歴史上の出来事を少女が扮する舞子が、練り子の囃子や唄と掛け合いながら寸劇として披露する郷土芸能。クライマックスとなる豪華な屋台の練り合わせや担い手である地域の人たちの姿を通して歴史あるまつりを伝える。
委員の主な意見(要旨)
- 「単なる記録映像なのに飽きることなく見ることができて感動が伝わってきた」
- 「屋台一つ一つを紹介するなど丁寧に作られていてサンテレビにしかできない番組だ」
- 「地方局として最高のコンテンツであり、マンネリと言われても100年続けてほしい」
- 「それぞれの家で誰が映っているかなど参加者に喜びがあって、まつりが終わっても思い出すようなキラーコンテンツになっている」
- 「まつりそのものに関して詳しい説明がなく、全体像がわからず、まつりに関係のない人が見て面白いのかという疑問がある」
- 「地元の人が主な視聴者であるのは弱点でもある」
- 「ナレーションで使用されているまつりに関する用語の意味がよくわからない」
- 「古いしきたりが残っていることが興味深いので、史料に基づいてそのいきさつの紹介があればなおよかった」
- 「まつりの抱える課題や、参加者が苦労していることや、まつりの歴史、背景などをもっと説明してほしい」
- 「番組に出ている人と一般視聴者に温度差があり、出ている人以外も引き込まれるような第三者的視点が必要」