甲子園炎の7番勝負!

〈9/10 阪神 7-2 DeNA(甲子園)〉

勝:青柳
敗:東

今季まだ1勝で18日ぶりの登板となる青柳と、昨年8月から32試合連続QSを記録中の東となら、タイガースが不利と考える方が妥当だった。試合前は。
野球は本当にわからない。そしておもしろい。

変則日程の7試合、中6日では投げられない高橋遥人の兼ね合いもある。難しい組み立てを強いられる中、この大事な甲子園7戦の初戦に抜擢されたのが、開幕投手の青柳だった。
青柳さん、さすがやったよ!
久しぶりの登板なのに、途中大雨降ってな!(笑)
冗談さておき、4回表四死球絡んでの失点。勝ち越しは許したけれど、大崩れせず踏ん張った。
ゴロアウト多めの青柳さんらしいピッチングだったと思う。

その裏は、セーフティスクイズを自ら決め同点に追いついてガッツポーズ!ちょっと代打もよぎったのだけどね。(ごめんて!)
三走井上広大のスタートがちょっと遅れたようにも見えたけど本塁タッチはセーフ。今日はこういうほんの少しの紙一重のところでのプレーに執念が見えたのだ。

さぁいこう!6回裏!
先頭梅野のヘッスラ内野安打。ヘッスラはダメだぞと思いつつもグッときてしまうな。2回の先制タイムリーとリードでも梅ちゃん大活躍!
そして無死1塁なら木浪はバント…だったが失敗。ここ、本当は岡田監督は当たり前に決めてほしかったはず。だけど切り替えたバスターが成功した。木浪からはバントはしないというオーラが見える(笑)
次はこの回表の守備から9番の打順に入っていた島田。
私は今日のイチバンさんに、島田を推したい。
ぜっっっったい、バントだと思って目のはしっこでしか見てなかったのに、そしてそれはベイスターズバッテリーも同じだったはずで(適当)、2球目、うわ!振った!打球は三遊間、抜けた!うわわわわ!
このヒットからずーっっっと、「島田のバスター」というワードが頭にあって、なんなら口からつい出てしまう。「島田のバスター」。明日タイガースファンに会ったら挨拶がわりに言おう「島田のバスター」。
この木浪と島田の連続バスターが、気持ちよすぎた。
下位打線でチャンスを作るのはベンチの仕事だが、選手が結果を出さなきゃ絵に描いた餅で終わる。

そして1番に回ってこの日ノーヒットだった近本と、中野で連続タイムリー。東は6回持たず降板となった。

そして森下な!5回の勝ち越しのホームランと、7回のドストライクのバックホーム!
6回裏、無死満塁であっさりダブルプレーに終わったのは本人も反省の弁を述べたとおりだが、チカナカで勝ち越したあとだもんな、森下の出番でないといえばそんな気もするし、私も島田のバスターで手一杯だったからまぁいいか(笑)

今日一日を通して岡田監督の采配が冴えわたっていたが、7回裏、代打に送った渡邉諒がホームラン打ったのは神がかり的だったし、ここで打ったナベリョに鳥肌。
近本もなんだかんだで今日もマルチで2打点。
8月の月間MVPおめでとう!初受賞だってちょっとビックリした。

6回から桐敷、石井ときて、ゲラ岩崎のはずが5点リードに変わって、島本富田にシフトチェンジ。
好守もあって、リリーフでは失点を許さなかった。
6回の大山の3-6-3のダブルプレーがすごかったな!

決して楽勝ではなかったが、初戦、東から勝ち切ったのだから、今日はちょっといい日だったかもしれない。(謙虚の装い)

さぁ続け村上!

[今日のノイジー]

「島田のバスター」。

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