〈5/5 巨人 2-4 阪神(東京ドーム)〉
勝:才木
S:岩崎
敗:高橋礼
8番木浪がヒットで出塁、9番ピッチャー才木がバントで送って、近本が還す―
これですこれです。好きなやつ。
それも高橋礼のスライダーが浮いて甘くなったところをうまく合わせた近本のバッティング、ホームランにしてしまうのだから、いっぱい見習ってほしい人いるなぁ(笑)
今日の近本は攻守でヒーロー。
4回裏の二死2塁、坂本のセンター前の「タイムリーヒット」を「センターフライ」にしてしまう。
一歩目どころか、その前のファウルからポジショニングをとり、あの打球に備えてた。
飛び込むのか待つのかの一瞬の判断も難しいところへ最後は飛び込んでバックハンドでの捕球。
ヒーローインタビューでは事もなげにサラッと笑っているけど、何度も見たいプロのプレーだった。
センター大和をちょっと思い出した。
この好守の前、3回裏の中野のグラブバックトスから始まる木浪との4-6-3も唸るプレーだったけど、あれ、木浪には難しいトスだったのだよね。中野の好プレーは確かに目立ったけれど、木浪をもっと称賛してほしい。
ベンチで中野と近本が大笑いしてたが、あれは近本がそのあたりツッコミいれてたのでは?
明るいベンチ見てテレビの前で一緒に笑ってたけど、ふと我に返ると、とんでもないハイレベルなお笑いやでこれ…これがあの阪神タイガースなのか?(あのってなんや)
上位に左を並べたい高橋礼対策もあって、3番の打順に入った佐藤輝明もレフト前へのタイムリー。これはよかったのだけど、7回にはセーフティーバントを試みるなど、まだまだ本人の万全にはほど遠いようで。
テル自身が守備隊形や打順など様々なことを考えてのことだから否定はしないけど、我らが岡田監督がそんなサイン出すわけもなく。
指揮官は佐藤輝明がどうあるべきか道は示してくれているから、今は回り道しててもファンとしては待てるよ。そうそう、岡田監督は阪神ファン代表みたいな人やからな。
そしてもう一人、右京さん!
あと1点が欲しいところで、よくぞあんな難しいボールに食らいついてヒットにしてくれました!
この追加点がどれほど大きかったか!
そしてそして!才木!
5回に2点を返されてからのピッチングに才木の強さを見た。
連打を浴び失点。利投手の権利目前で力んでもおかしくない場面。
一死2塁。1番丸へ回ってのカウント2-2。素晴らしいコースに決まった5球目がボール判定され、悔しい表情を隠せなかった才木。
だが次の一球、151キロのストレートで押して見逃し三振。梅野のリードもめちゃめちゃよかった。
このあと佐々木にヒットを打たれピンチは続いたが、吉川尚をレフトフライに打ち取って3アウト。
勝利投手の権利をきっちり自分で守った才木のこの5回裏のピッチングには、夢と希望が詰め込まれすぎてた(笑)
そして継投となった6回からの、岡留、桐敷、ゲラ、岩崎。無四球無失点。ブラボー。
前日のあの「何か」など何もなかったかのような堂々のマウンドに、少しでも心配した自分を悔やむ。チッ(笑)
ナイスゲーム!
[今日のノイジー]
明日頼むな!(雨?)