〈11/5 オリックス 1-7 阪神(京セラドーム)〉
勝:伊藤将
敗:宮城
負けたら交代するはずのゲーム前の声出しも、日本シリーズは原口の声出しで全7試合を戦った。
先発は、今年の開幕投手の青柳。2023年の一勝目を運んできてくれた青柳が決戦のマウンドに。
苦しんだシーズンだったが、最後にいいピッチングで終えることができたのは、来年に繋がる。
リリーフ登板した伊藤将司も、桐敷もそう。このシリーズでは悔しい思いをしたが、岡田監督は、一年頑張った彼らが記憶を上書きできるようにマウンドへと送り出した。
そして、点差は7点差と開いていたが、最後の1アウトは岩崎で、と決めていた。
「普段通り」とはあえて違う継投で、このシリーズを締めくくった岡田監督が胴上げされるのを見て、フワフワした気持ちでいる。
今日は打線も奮起した。
オリックス宮城のクロスファイアがバチバチに決まって攻略は難しそうだった。
しかし4回、そのクロスファイアが内に入り過ぎて大山にデッドボール。
その前に、森下に粘られヒットにされていたことも宮城には嫌な感じだったのだろう。
2球で追い込まれていたノイジーだったが、変化球に目付け、とはいえ難しいボールだと思ったが、うまく救って…
…え!!!
3ランホームラン!!!
打撃ではなかなか目立つことのできなかったノイジーが、シリーズ2本のホームラン。
ありがとう!ノイジーありがとう!打ってくれたのがノイジーで本当に嬉しいよ!
5回表の攻撃。興奮は冷めないまま勢いはタイガースにあった。
坂本、近本の連打で一死1,2塁から、中野がしっかり走って内野ゴロの間にランナーを進めた。
二死1,3塁となったところで、オリックスベンチは宮城から比嘉にスイッチ。
だがまたしても森下が打ってタイムリーに。
大山、さらにはノイジーもまたタイムリーと続き、0-6と優位に立った。
得点が入った回だけではない。
みんなが自分の役割に徹し、次の塁を狙い、最後まで気を抜かず、そしてベンチでは声を張り、戦った。
岡田監督が、「みんなが主役」だと言ったのはそのままの意味だろう。
世界一を成し遂げたWBC栗山監督が、キャプテンを置かないことにしたのは「全員がキャプテン」だからと言ったが、それに通じる。
王者オリックスに真正面からぶつかって、想像どおり簡単ではなかったけれど、最後に一つ多く勝った。
一年間やり通したことが間違いじゃなかったと証明された。
タイガースは強くなった。
タイガースを応援してきてよかった。
阪神タイガースと、阪神タイガースを愛するみなさま!本当におめでとうございます!
この日記を書き始めたのが2008年。
あの年、本当に悔しくて、それで、どうせなら優勝できるまで続けようって意地になってもう15年が経ってしまいました。ギャルとは…(笑)
でもこの日記のおかげでたくさんの方たちと出会い、一緒に喜びを分かち合えて、こんなに幸せなことはありません。
毎日私の日記を更新してくれた山ちゃん!
長い間本当にありがとう!
タイガースのみんな!ありがとう!
[今日のノイジー]
優秀選手賞獲得!
最後の最後に、やりやがったな!(笑)
こんなに誇らしいことはないよ!