ウル虎のヒーローたち!

〈7/26 阪神 8-5 巨人(甲子園)〉

勝:桐敷
S:岩崎
敗:菊池

「3点差なったらキツいけど、2点差やったらいける」
というのは解説時代の岡田監督の口からよく聞こえてきてた。最近も聞いたような気がしてサブリミナル的に刷り込まれている私は、今日6回に一挙5点も取られてしまってもその差は2点だったので、「あと1点取られなきゃ大丈夫」と肝っ玉据わった親分のような面持ちで見てた。
ちなみに岡田監督は3点差になると、2点差ほどの執念はないので注意が必要だw

3-5と逆転を許した直後の6回裏の攻撃、岡田監督vs原監督の駆け引きがたまらなく面白かった。
6回というまだ早いイニングだったがここを勝負どころと見た両監督の継投策と代打策。次々と繰り出される勝負手に唸りもしたし、相手の一枚上をいこうとただの負けず嫌いのようにも見えてかわいいなと思ってしまったり。(笑)
島本に代打原口を出すと、原監督は左の大江から右の菊池に交代。代打の代打を出すかと思ったら、原口はそのまま打席へ。
そしてその原口がタイムリーヒットを打って1点差に追いついたところは、勝負手が決まったことも嬉しかったが、原口のタイムリーが久々に出たことがたまらなく嬉しかった。
いくらいい策を講じても、選手がやらなきゃ意味がない。この原口のヒットの場面が、打の方では今日の私には一番かもしれん。
このあと二走の小野寺に代走の小幡を出してるあたりも、伏線張られててしぶい。

そして、7回裏のアレに繋がるのだ。
先頭中野がヒットで出塁。
大山はフォアボール。(このゲーム3つも!)
そしてサトテルが同点のタイムリーヒット。
今日は怖いノイジーもフォアボール。
一死満塁で、坂本誠志郎!
マジかー!(怖ぇよ!)
こうなりゃ打てーー!坂本ーーー!
…っ犠牲フライ!…っ。し、しゃー!
この試合の決勝点がもしかしたら坂本のこれになるかもしれないとドキドキしてたら、すぐにそのあと伏線回収にやってきた小幡が2点タイムリー3ベースという華麗なバッティングで、人々の記憶から坂本の決勝犠飛を一瞬で消し去ってしまった。小幡やりやがったな!ナイスバッティン!(笑)

それにしても今日は「ヒーロー」が多すぎた!
投の方でも、島本の火消しも見事だったし、試合がグラグラしていた7回表の桐敷も、ピンチを招きながらも最後は秋広を渾身のストレート(と思ってたらツーシームだったらしい)で空振り三振に。坂本は決勝点よりもこの桐敷のリードのところがヒーローポイントだった。
加治屋は3人でピシャリ。最後は岩崎が締めて、今日も見事。
先発大竹には借りが山ほどあるのでチャラ。(あんなにあったのにもうチャラにされる)

ベンチワークで勝てる試合も、選手がやってこそ!
今日は岡田監督も楽しそうだった(笑)
明日も楽しく野球やろうな!

[今日のノイジー]

ノイジー!!やったね!!
初回の吉川をシングルヒットにとめた守備もデカかったが、打ってほしい!というところで2回の先制のタイムリー2ベース!
打ててよかった!!
ヒーローはあんただね!!(よっ社長!のノリで。軽)

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