〈4/1 阪神 6x-5 DeNA(京セラドーム)〉
勝:富田
敗:山崎
ドキドキする毎日、楽しいぞ!(まだ2日目)
プロ初ヒット初打点の森下と、プロ初登板初勝利の富田のふたりの活躍が眩しい!
富田は緊張しなかったのかな。延長12回、8人目となるピッチャーとしてマウンドに上がったのだが落ち着いていた。
三振の少ない宮崎から見逃し三振を奪ったストレートなんかものすごくいいところへ決まってた。
WBC強化試合ではルーキーながら大谷相手に投げていたがあのとき、富田の強心臓に目を見張ったタイガースファンは多いのでは。ホームランこそ浴びたが、詰まった当たりだ。あれは大谷がおかしいので無問題。
ふたりのルーキーが開幕2戦目でもう結果を出してくれるなど夢のようだし、それ以前に、岡田監督が柔軟に若手を使ってくれているのを見て、シーズン前に勝手に感じてた不安がもうなくなった。
しかしまあ、大変な試合だった。
先発の秋山は初回4失点。これだけならまだしも、味方にその裏1点差まで追い上げてもらったというのに、すぐにホームランを浴び失点したところは、大いに反省すべきところ。
岡田監督はすぐに代える気などなかったことを秋山にも言っていたそうなので腹をくくったのか、3回からは落ち着いた。
この試合で何かを掴んでくれていたらいいな。
6回からは、昨日失点してしまったケラーを除くブルペン総動員。
村上、岩崎、浜地、湯浅…で試合は終わらず、延長戦を投げた石井、加治屋、富田までの無失点リレーは見事だった。相手DeNAブルペン陣も同じ。見応えある投手戦だった。
ただ、野手も最後まで諦めなかったから、あの近本のサヨナラ打へと繋がった。
12回裏、二死走者なしからの代打糸原のヒットは、元気出た人ファンにもベンチにも多いはず。少なくとも私はめちゃめちゃ元気出た。最終回の糸原は強い。好きすぎる。
で、このあとだ。糸原が打ってもアウトカウントは減らないわけで「あと一人」の状況は続く。
しかし、小幡と坂本には対山崎という中で素晴らしい粘りを見せてもらった。
いや、近本が「僕より前に決めてくれと思ってました」と笑ったように、まったくその通りなんだけど、終わらなかっただけで精一杯なんですという誰目線かよくわからない気持ち。(笑)
とりわけ坂本のヒットはたまらん嬉しい。
もう近本まで繋いだところで、私の中では十分勝ってた。(どや)
とはいえ本当に打ってしまう近本はすごい。近本のサヨナラヒットは初めてだって?まじか。
で、4時間26分か…これ、引き分けだったら絶対しんどいやつ。
みんな、勝ってくれてありがとう。
けど、明日はもっと早くに決めてな。
さぁ行け才木!
[今日のノイジー]
実は昨日の開幕戦でマルチヒットのデビューを飾り、今日も2安打し来日初打点もあげたノイジー。
しかもその打点というのは、初回に秋山が4失点した直後の反撃開始となった貴重なものだ。
もっと大きく取り扱われてもいいのだが、派手なパフォーマンスもないうえ、どうやら絶対人見知りするタイプなので今はそっとされている。
打ったあとにほんの少し見せる愛想笑い(愛想笑いかい)がとても尊い。
いや、あれが彼の爆笑なのかもしれん。
サヨナラ打の近本が濡れたくなくて逃げ惑うのをチームメート全員で走って追いかける…という行動もノイジーにはクレイジーに映っているのかもしれないが、それでもあの一団に付き合って走ってくれているのを見てホッとしている。
近いうち、ノイジーが妙なニホンゴを覚えてお立ち台で披露するのを心待ちにしたい。