〈7/17 阪神 3-1 中日(甲子園)〉
勝:ガンケル
S:岩崎
敗:柳
初回にサード佐藤輝明のエラーがあったが、レフトのロハスがギリギリカバーして、この回は1失点でガンケルが耐えた。
その裏、無死満塁というピンチ、いやチャンスか、を作ると、4番佐藤輝明はライトへの逆転タイムリーヒットを放ち自身のエラーも帳消しに。
この日の昼間、珍しく佐藤輝明が早出の特打をしに出てきたという情報を見かけていたから、早速結果が出たのは本当によかった。
同じころ、大山もファームに姿を見せたということなので、これも佐藤には好転材料。
そしてそして、すごいものを見た。
一死1,3塁で一走佐藤がスタートを切ると、キャッチャー木下は2塁へ送球。その間、三走近本がホームへ突入。
ダブルスチール!?なんそれ!!(笑)
なかなか見ないプレーにも興奮だが、木下は投げるとき近本を一旦目で制しているから、近本は木下が投げてからスタートを切っている。
ショート土田のホーム送球が逸れていなくてもタイミングはセーフだったように見える。
リードの大きさとスタートの瞬発力、確信を得ていたかのような迷いない走塁、それも昨日も今日もと、近本は次元の違う選手になっちゃったなと感じてる。寂しい(笑)
ガンケルは8回のマウンドにも上がった。
球数がまだ70球台だったし、なんと初回の大島以外にヒットを許していない。
このまま完投でもいいなって気楽に思っていたところ、そう思ったときほどピンチなんだってば(反省)
フォアボールとヒットで無死1,2塁。
ほらね(猛省)
念のため点差を確認した。3-1の2点リード。
バントで送られて、犠牲フライで1点差―
これならまだいいがその先があるという怖さ。
さぁ、バントが決まっ………陽川が3塁は見て諦めるかと思いきや投げた!アウト!!
陽川は7回からファーストの守備に就いていた。
昨日の消極的レフトの守備からは一転、かなり思い切ったプレーだった!陽川!それなのだ!ちょっと!たまらんな!
やり返すチャンスしっかりくれた矢野監督にもここは感謝やで(ファースト守れるんおらんかったとしてもや)
そしてガンケル!
このあと一死満塁というピンチになるが、代打平田に対し、ホームベースの端っこをかすめるアウトコースいっぱいの梅野の構えたところへズバン!!見逃し三振!!
これで2アウト。
続く大島、うまくすくったが力ないセカンドゴロ。
3アウト!ガンケルの勝ち!!
9回表、岩崎がセーブシチュエーションで上がったが、先頭をヒットで出してしまう。
ただ、ここもファースト陽川難しいバウンド拾うナイスプレーで1-4-3のダブルプレー完成。
走者を消した状態でビシエドを打ち取りゲームセット。
勝てたのは、ガンケルのピッチングであり、梅野のリードであり、近本の攻撃型走塁であり、サトテルの逆転打であり、中野絶好調の猛打賞であり、岩崎の冷静さであり、他にもいろいろあると思うのだけど、
陽川ぁぁー!よかったぞ!
今日誕生日だったか!
30歳と31歳とではガラッと変わったね。
いい一日だった。
ナイスゲーム!