〈5/27 ロッテ 0-1 阪神(ZOZOマリン)〉
勝:ウィルカーソン
S:岩崎
敗:益田
ロッテ先発佐々木朗希の前に、さてヒットは出るのか。最大のミッションは完全試合の阻止。
が、こういうときに打つのが糸原。
2回表、早々にヒット1本出してくれて、よしこれで完了っと…(悲しいぐらい卑屈)
なのだが、ウィルカーソンが好投してくれるの見てたら、やっぱり負け投手にしたくないなって思うし。
(毎日のように思うし。)
(ピッチャーは頑張ってるし。)
野球選手じゃなくてもウィルカーソンには見習うべきというか脱帽するところが本当に多い。
味方の援護がなくても、ヘマをやられても、それで苛立つ様子もないし、カリカリして自滅する様子がない。
チームプレーで、怒りながら仕事しても何もいいことないからね。
ウィルカーソンの仕事はゼロに抑えること。長いイニングを投げること。相手先発のピッチングにも惑わされないこと。
試合前から惑わされるどころか振り回されていた自分は多いに反省したい。
そのうえで。
4回表の佐藤輝明の暴走には、クラクラした。反省足りないのかな。
だってよ、このときは、ここしかないっていう一死3塁での絶好のチャンスだったんだよ。
余談ですけど私、佐藤輝明のふてくされた顔が好きなんですよね。
成人男性があんなに分かりやすく子どもみたいにふてくされるっていうところに愛しさすらある。
ソフトバンクのギータにも通じるんですけど、野球が好きな少年がそのまま大きくなって、好きなことやって、うまくいったら笑って、そうじゃなかったらふてくされる。悔しそうとかともちょっと違う、ふてくされ。
で、この走塁ミスにもふてくされとったなー!(笑)
ここ最近チャンスでも結果が出ず、4番がブレーキになるという状態が続いていた。
この日も、最終打席まで光が見えなかったが…
0-0で迎えた9回表。
抑えの益田の、あれは失投ではない。見送ればボールの低い変化球を拾い上げると、バックスクリーンへ放り込んだ。
あのボール、キャッチャーの柿沼は右手を添えショートバウンドを捕りにいってる。
そんなボールをホームランにしてしまう佐藤輝明のパワーがもうね、マジかと。
ふてくされてた元少年はダイヤモンド一周しながら三塁ベンチに指差しやったぜ!と嬉しそう。
これがあるからやめられん。(何を)
まぁただ、こういうホームラン1本でしか得点できないという嘆かわしい現状が目の前にはあるのだけど、100球を目途に交代するであろう佐々木朗希に、多少なりとも球数を投げさせようとファウルで粘ったこと、足を使えたことも、少しはチームとしての対策が見えたのは大きな成果だった。
ちょっと心配だった岩崎が3人でピシャリとクロージング。
この調子!(あともうちょっとみんな打ってな)