及川が繋いだ白星!

〈10/3 阪神 1-0 中日(甲子園)〉

勝:ガンケル
S:スアレス
敗:小笠原

初回、先頭の近本が初球を叩いてヒットで出塁。
プレイボールがかかって5秒後の話。
相手バッテリーにしたって警戒していこうって構えたところだと思うのだよ。
試合開始からの2球目にして、牽制球投げなきゃならないこの消耗感…嫌やろな…もっとやろうw

だがここは後が続かず。
うん、昨日もたいがいやったけど、今日もやったわ。

3回裏、マルテが3戦連続となるホームラン!
これが決勝打だった。ソロで!たった1点が!
いや、打ってくれたことは良いことだし、マルテの調子が上がっているのも頼もしい。何より、マルテ自身が楽しそうに野球やってくれるのが一番だからね。
だからってね…いや、言うまい。勝った試合なのだ。言っていいのはガンケル先生だけだ。彼はたった1点でずーーーっと我慢して勝ち投手の権利を守ったのだ。
長身から低めのゾーンに投げおろし、ゴロアウトを量産した。

チームとして課題の7回、一死1塁で継投に入って及川に託す。
及川がピンチを脱してスコアボードに「0」を入れたときのガンケル先生を見たかおまいら(まさかの選手に言ってる)
珍しく派手なガッツポーズをして、及川を出迎えたのだ。
ガンケル先生よかった。本当によかった。

その及川のピンチという場面。
7回表、高橋周平に対して2ストライクで追い込んだが3球目が暴投、梅野がボールを見失う間に、一走福田は3塁へ。
一死3塁。
限りなくこよなく果てしなくガンケル先生の白星が消えそうな夜。(昼だが)
及川の次の1球が大事だ。ここでボールを置きにいくようなことがあったら、首脳陣は少なからず失望するだろう。
梅野にも次で勝負してほしい。
そう思ってかなり入れ込んでみた1球。
内野はバックホーム体制。
及川投げた!打者の足元へ鋭く変化し、高橋周平のバットが回った!空振り三振!
…と、ここで三走福田が飛び出していた。
梅野がすぐさま大山へ送球。
三本間で挟まれた福田はアウト!
投げ切った及川が勝った!
あの1球の度胸にちょっと涙目。

これで、岩崎、スアレスへの橋渡しができたのだ。
及川ナイスリリーフ!

サトテルドンマイ!マイペースでいけ!

[今日のマルテ]

お立ち台には、すっかり常連となったマルテと、勝ち投手のガンケルと、それから毎日当たり前のように抑えてくれるスアレスが上がった。
頼もしい愛すべき助っ人たち。
3人並んでの笑顔のラパンパラ、本当にいい光景だった。

Bookmark the permalink.

コメントは受け付けていません。