〈5/30 西武 8-9 阪神(メットライフ)〉
勝:及川
S:スアレス
敗:與座
プロ初登板初先発の村上。
帽子を飛ばしながら一生懸命投げる姿は見入ってしまう。
今日は、3回途中でのほろ苦い降板となったが、計り知れない経験値を得たはずだ。
矢野監督だって、ある程度は織り込み済みのはず。…とは思ったけど、1点を勝ち越されて追う展開になったとはいえまだまだ序盤、及川でいくとは思わなかった。それもイニングまたぎ。綿密なのか、えーいいったれ!なのかわからないけど、結果はマル。及川、1点は失ったけど、2試合目の登板にしてすでに落ち着いてた(笑)
初勝利おめでとう。
このあと色々大変だったんだけど、このままなんとか逃げ切って及川に勝ちがついた。
いやもう大変過ぎて誰が勝ち星持ってたのか、途中忘れてたわ…
8-9というスコアが示す通り、終始どうなるかわからないゲームだった。
この日のスタメンはロハスではなく糸井。
その糸井が、2回表に先制の2ラン。この前にサンズの暴走と紙一重な好走塁(!?)もあって、一死3塁だった。
大きな大きなホームランを打ってベンチへ戻った糸井はカメラへ向かって手を突きだし、佐藤輝明のZポーズかと思いきや、何書いたんかわからんぐらいいっぱい書くポーズ。決め顔がまたたまらん。糸井、自分の出番がなかなか回ってこなくてもずっと準備してくれてるし、この謎ポーズも準備してたんかな(笑)
それから、梅野に待望の今季1号が出た。
4回表に大山の「タイムリー」がライオンズショート山田の大ファインプレーでタイムリーでなくなってしまい、この回は中野のタイムリーヒットによる同点止まりとなっていた。
あ、中野4回ですでに猛打賞なんよ。昨日のバントの失敗は取り返したな。
で、あのファインプレーで流れがわからなくなったところだったから、5回表の梅野の2ランは得点以上に大きかった。
追加点は7回の糸井の犠飛と、またも梅野のタイムリー3ベース。
カード初戦スタメンをはずれたが、こうも効果があるんか(笑)
4点差となって、安全圏だと思ったけど、その裏岩貞がつかまった。
1点差まで詰め寄られ、しかし、二走山川の走塁死があって、タイガースは助かった。
話はそれるけど山川穂高、9回裏の攻撃でヘッスラ内野安打。あの走塁死を取り返したい気持ちが全面に出てた。ヘッスラは危なかったけども、ほんといい選手だ。
で、8回裏の岩崎もヒヤヒヤの連続だったが、しゃーしゃーと「0点で抑えることができてよかったです。」を言ってのけた(笑)
9回裏のスアレスには、もう土下座したいぐらい。いつもいつもきつい場面で投げてもらって本当に申し訳ない。珍しく力が入ってコントロールが乱れるシーンもあったけど、勝利をもたらしてくれた。
スア様ありがとう、ありがとう。
ヒーローインタビューは、及川。
素朴な笑顔が、キツかった3連戦の最後にものすごく沁みた。徹夜明けの一杯の味噌汁みたいに。(あれ世界一うまい)
[今日はロハス]
4回のロハス。近本の内野ゴロが併殺かどうかのタイミングのとき、1塁ベンチで手を広げてセーフとアピール。
打てなくて相当堪えていると思うけど、チームの一員としてムードを壊さずちゃんと加わってくれている。
ファームでの調整も選択肢としてはアリだ。
この明るい助っ人が活躍してくれる日が必ずくる。
応援してる。