〈5/9 DeNA 2-3 阪神(横浜)〉
勝:馬場
S:スアレス
敗:ピープルズ
NPBと選手会が企画した「NPBマザーズデー2021」。
母の日に、選手はピンク色の何かを身に着けてプレー。
今年はピンクのバットやスパイクを使う選手も。
普段の公式戦では使えない色だが、今年はこの日に限って特別に使用が許可され、審判のマスクやボール入れまでもがピンク。
グラウンドのあちこちにピンク色が見えて、こういうのとても温かい気持ちになる。いいな。
あと、井上一樹ヘッドコーチのピンクのリストバンドが懐かしかった。さすがピンキー、めちゃめちゃ似合ってた。
先発のガンケルも、ピンクのバッティンググローブを着けて打席にも入っていた。
いつものガンケルのピッチングだと思っていたけど、3回裏の満塁のピンチがアクシデントの前兆だったのか。
4回裏のマウンドには上がらなかった。
病院へ行くとのこと。とても残念だが来週の日曜日にガンケルはいない。
どうか軽症であってほしい。
そのあとを引き継いだのが、馬場だった。
ベイスターズ打線が押せ押せのムードになりそうなところをピシャリと切って、しかも3イニングを投げてくれた。
今季初勝利は納得の結果。
しかしなぜ半袖でない?(超個人的趣味)
1点ビハインドのまま5回表。
先頭は佐藤輝明が四球で出塁。ピープルズ唯一の四球だった。
次はサンズ。甘くきたピープルズの2球目を見逃すはずがなかった。
待って打ったようなバッティング、打球は左中間!
一走・佐藤輝明が、どんどんスピードあげて3塁を回った。
速い。それも長距離になるとものすごい馬力で走る。
藤本コーチがよく回した!…そう!藤本コーチが3塁コーチになって本当にいい仕事してると思うんですよ。高代コーチのあとだからもっと見劣りすると思ってたのに、全然!遜色ないどころか名コーチだよなって密かに思ってる。
…で、佐藤輝明は、ホームベースにヘッドスライティング(だめよ!)、ピンク色のリストバンドが先にホームに入ったのが見えた!同点!
さらに、サンズも3塁へ。こういうサンズの走塁が大好きだ。7回にも当たり前のように2塁へ行ってた。
サンズ!ガンケルの負けを消してくれてありがとう。
さぁ、無死3塁となってこの日6番ライトに入った糸井。
3球目にバットを出して、…………!打った瞬間にわかるその打球音。ボールはあっという間にライトスタンドへ。確信して走り出す糸井のバット投げが、本当にかっこいい…
ヒーインでは「いかにピンク色を揃えるか考えてました」と笑いも誘ったが、今季2度目のスタメンについて聞かれたときの糸井にドキっとさせられた。
「いやもう毎日準備はしているので、良い準備できて良い結果が出て良かったです」
今年の7月で40歳になるベテランの言葉が重く、尊い。
ゲームはこの糸井の勝ち越し2ランを守って勝利。
交代を告げられる前にリリーフカーで登場した岩貞が一度戻って、また今度は走って出てきたというハプニングもあったが、1点は失ったもののなんとか耐えリードを守った。佐野を併殺にとったその1球前、インコースにしっかり投げられたのを見て大丈夫な気もしたし、梅野もよく投げさせた。
8回の岩崎は全部サードの佐藤輝明に捕らせて(笑)サクサク。何事もなかったかのように「0点で抑えることができてよかったです」が戻ってきた(笑)
カード勝ち越しの日曜日。いい休みをとって、また火曜日!
[今日のマルテのピンクコーデ]
・リストバンド
・アンダーシャツ
・バッティンググローブ
・バット
・右足にもピンクのバンド!