〈4/15 阪神 4-0 広島(甲子園)〉
勝:秋山
敗:床田
「コロナでなかなかいいニュースがない中ですが、僕たちタイガースが頑張ることで少しでも元気になってもらえればと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」
キャプテンの大山のヒーローインタビューの言葉が全てだ。
大山は、帽子をとって真っ直ぐ深く頭を下げた。
コロナウイルスの脅威は1年が経った今でも変わらず。
毎日ガマンの連続であるわけだけども、タイガースが頑張っているのを見て、そして勝ってくれることが、元気もらうというか、ちょっとした支えになっていると強く感じてる。
毎日、日替わりヒーローでいい。誰かが打って勝てばいいと、それは常に思っているけど、大山だけは別だ。
なぜなら大山はチームを背負っているからだ。冒頭のインタビューの言葉は新聞向けのコメントなんかじゃない。
だから、ようやく出た大山の今季1号ホームランが特別に嬉しかった。
大山も嬉しそうに笑顔を見せた。昨年、ホームラン王争いしているときにはああいう笑顔は封印していた。
ベンチで祝福されて笑うその顔見て、ちょっと泣きそうになったぞ。
(まだ1回裏)
で、いちいちちょっとしたことで泣きそうになってたのを完全に止めたのが、佐藤輝明だ。
今日はバックスクリーンへのホームランか。
涙は遥か奥の方へひいていった。
私は、テレビの前で引いていた。
佐藤輝明を形容する単語があるなら教えてほしい。
そして今一度お聞きしたいのですが、佐藤輝明は阪神タイガースの選手ってことで間違いないですか?今見てるの、これが野球ってやつですか?
おーい!大山ー!教えてくれー!
秋山ナイスピッチ!
5回表、無死1,2塁のピンチを失点で切り抜けたのは、強くなった証。
そして左でも中野。
ライト鈴木誠也の処理を見ながら躊躇なく3塁へ。今日は長打が2本。
よだれ出るわ…
さぁ、明日は近本!
[今日のマルテ]
自分のうしろを走って還ってきた4番を、ホームでお出迎え。
マルテは大山の苦しみをちゃんとわかってくれている人。