甲子園で勝った!

31日は雨のためノーゲーム。シーズン終わりの過密日程をさらに過酷なものにしたから、負けてたから中止になってよかったなんて言ってられない。いやマジで言ってられない。勝てていない秋山の状態がまだ悪いことも露呈。抹消して二軍で調整となったが、もう一度言うが過密日程…頼むからよくなって帰ってきて…

〈9/1 阪神 8-3 DeNA (甲子園)〉

:岡本
:京山

7月25日以来の久々の甲子園!
カクテルライトがまぶしくて、阪神園芸さんが整えてくれたグラウンドがとても綺麗で、満員のファンの大歓声と風が心地よくて、大好きな人にもいっぱい会えて、勝ち負けなんか関係ないさ~(必死の予防線)

初回、糸原と北條の連続ヒットで福留がタイムリー打って、糸井四球で陽川がゴロの間に1点追加。
幸先よく2点先制した。
そのあと隼太のゲッツー…そして案の定(!?)3回にはあっさりひっくり返され2-3。

ほらね、予防線張っててよかった。美味しいもの食べて帰ろう…

だったのに炎の5回裏!
ベイ先発の京山は「勝ち」を意識したのか?…というより糸原が苦手そう!初回のヒットのあと、2回には四球。この5回もストレートのフォアボール。
初回もそうだったが、金本監督はようやく北條にバントをさせる選択肢を消したかな。
絶妙のエンドランのサインとそれに応えた北條、これがこのゲームを動かしたし、これからのタイガースの戦い方を見た気がする!
せっかく満員のファンが「押せ押せ」なのにこの空気を利用しない手はないのだ。
甲子園には甲子園の戦い方がある!

バッターボックスには福留。
その3球目のストレートに待ってましたとタイミングドンピシャでバットを振り抜くと、打球は一番深い左中間へ。三走糸原に続いて一走北條もホームへ!深めの位置でカットに入ったショート大和からの返球が大きく逸れ、北條は余裕セーフ、キャッチャー伊藤光も大和のボールを弾いてしまい、ファウルグラウンドを転々とする間…

目の前で見たプレーに、私たちはずっと叫んでいた。
41歳のおじさ…いや、福留さんがボールの行方を確認しながら激走。そして3塁へ到達する前にも時々見ながら走ってる。決して緩めず、高代コーチが再度大きく腕を回すよりも早くに行くと決めていたみたい。3塁ベース踏んでからもスピードは全く落ちず、高代コーチはそんな福留に並走するように腕を回し続けた!御年64歳!!
福留ホームイン!!吠えた!!
笑いながら出迎えるみんなとバシバシハイタッチをして、そして、ベンチで…見えなくなった!倒れ込んだ!?(笑)

福留、本当にすごいよ。
先制打に、この激走ホームインに、そしてホームラン。サイクルリーチまでかけてしまう頼もしいキャプテン。

「ゲーム中は1球しか動いていないので、どう見て、どう捉えて、どう考えるか」

これは以前福留が「若手に伝えておきたいこと」を聞かれて答えた言葉だ。
とてもシンプルだったが、ハッとした。
福留自身も「1球」を見てプレーしている、それがまたよくわかったナイスランだった。
その前を打つ糸原と北條がハッパかけられてるみたいのがまたいい。(笑)

そして忘れちゃならないのが、小野が早々と降板したあとのリリーフ陣だ。(小野は感謝しなさい!)
岡本に至っては、毎日毎日何回であろうと負け試合ばかり投げてもらって、負け試合があんまり続くもんだから酷使気味で…!
やっと、岡本にもお立ち台に上がってもらえる日がやってきた!
岡本ありがとう!移籍後初勝利おめでとう!
桑原と球児と能見さんとドリスは、岡本のあとを「勝ち」の継投を守ってくれた。
そして、球児はこの試合で700試合登板となった。
7回表のマウンドだったから、みんな風船持ってて拍手できなかったのだけど、球児コールが起こってそれは大きな大きなコールだった。

最後はドリスが何事も「起こさず」(笑)、ゲームセット!
甲子園で勝った。
甲子園で六甲颪を歌った!
なんでたったひとつ勝ったことがこんなに嬉しいんだろう!

いい日だった!

鳥谷3塁まで来い!って言ってたら本当に来たー!(笑)

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