我慢の連休。

〈4/29 広島 5-2 阪神 (マツダ)〉

:大瀬良
:中崎
:能見

1(二)鳥谷
2(遊)植田
3(右)糸井
4(一)ロサリオ
5(左)福留
6(三)糸原
7(中)高山
8(捕)梅野
9(投)能見

不振の大山を今季初めてスタメンから外し、サードには糸原。ショートには植田。セカンドは鳥谷、というオーダーとなった。
どんなオーダーを組もうとも、それが勝利のためであることは間違いないのだから、大体はなるほどなー!と思って見てる。けれどそこに「選手のため」はあるのかはいつも見てる。
選手のためというのは、使う側にビジョンがあり、選手も納得してその方向を見ているかってこと。

昨年サードだった鳥谷をサードで使わなかった理由はなんだろう。

セカンドで勝負してほしい。
一年でコンバートさせた手前言えない。

両方かな。まぁ、一つ二つじゃないんだろうけど。
でもそれは他の選手はともかく、鳥谷に対しては、金本監督は全部腹割って話してもいいんじゃないかと思う。
カッコ悪いけどね。でも本当にカッコ悪いのはこの試合結果だから。
そして一方、鳥谷に対しても思うことはある。
話しにくい雰囲気を自ら作ってないだろうかと。

そりゃね、大山使うからって、たった一年でまたコンバートだ。金本監督は気分屋でもあるし、言ってることも変わる。選手目線に立てば理不尽に思うことも多い。大山が機能しなかったときのことは考えてなかったのか?とも思う。
けれど私は、多少目を瞑ってでも大山を使うことには意義があると感じていたし、そこは鳥谷もわかっているはず。
だから結局コミュニケーション不足なんじゃないかって、金本体制のこの三年目に思う。

「言われたところでやります」という鳥谷はもちろん立派だし、尊敬してる。でもだからこそ納得してやってほしい。
そして、選手のモチベーションを考えることは監督やベンチの最大の仕事だし責任だということは、また偉そうに付け加えておく。話そう。

糸原のサード起用?
まぁそういうことだから、つべこべ言わずに頑張りなさい。
↑それこそひどない?(笑)

植田海には大チャンスだ。
足だけで起用されたってわけでもないだろうけど、1本のヒットも出ていない選手に期待されるところとしては足はやはり大きな魅力だし、そして、海はやったのだ!
6回表のショートへの内野安打は、まさに足でとった、いかにも、らしいヒットで、そして盗塁。おまけに悪送球まで誘って、ロサリオに犠牲フライの1点をもたらした。
これはたまらん…!
同点に追い付いて、能見さんの負けを一度は消したのだ。

で、能見さん!
雨もあったとはいえ、変則日程のあおりを一番受けた人。
それこそ、我慢してくれているのだろう。

同点に追い付いた6回裏。
バティスタのファウルフライを、追い付いていたロサリオが捕りきれず、そのあと、勝ち越しのソロHRを浴びた。

この日の能見さんは、最速149キロをマークするなど、登板間隔が空いてしまっても、しっかり試合を作ってくれた。
だからなおさら、バティスタに投じた8球目、あの1球が悔やまれてならない。

「ボールを見失ってしまった。申し訳ない」と肩を落とす助っ人をかばい、自分のせいだと言う。
そうだと思う。
あの場面はおさえなきゃいけなかったんだ。
能見さんが試合を作れるピッチャー、という程度でいいわけがない。
勝てるピッチャーでいなきゃならない。

野手もミスするなら打って返すこと。
ベンチも最善の支援を。

能見さんを勝利投手にすること!!!!(大声)

[今日のロサリオ]

3回表。先頭梅野が初球をホームラン。
ベンチで出迎えるロサリオ。
抱き合ったりするために最後尾で待つ。
ここらへんは調子よかった…(笑)

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