〈4/21 巨人 1-4 阪神 (東京ドーム)〉
勝:メッセンジャー
S:ドリス
敗:マイコラス
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和田さん、あなたが監督だった2015年5月の初対戦から足かけ3年、ようやく初めてマイコラスに勝ちました。
和田さんにしては珍しく、周囲やファンの猛反対の声を押し切ってまで獲得した福留が、今やキャプテン。初回に見事な3ランを放ちました。
マイコラスはいいピッチャー。
だけど、思うようにいかないと苛立ちも隠さない、いわゆる外国人ピッチャーにはよくいるタイプ。
5回表。北條に押し出し四球を与えてしまうと、その苛立ちが出てしまう。
マイコ、カリカリ。
小林にカリカリ。
打たない打線にカリカリ。
対策できないベンチにカリカリ。
でも一番は自分にカリカリ。
由伸よ、叱ってもいいから声をかけてやってほしい。マイコを浮かせるな。独りにしちゃだめだ。
対照的なのは金本監督。まぁ、ここらを比較するには、年数も信頼の度合いも違うけどね。
8回裏、巨人の上位打線3人をピシャリと抑えてベンチに戻ったメッセに自ら歩み寄り、ガッチリと握手を交わす。
満面の笑みで「スタミナあるじゃないか」。
メッセも「もちろんだ」と返す。
これが交代のサイン。
金本監督は、メッセには人一倍気を配る。
ベンチの端から端でも必ず、行く。
完全特別扱いなのだが、それが絶対的に正しい行動だと私は思う。
3回裏、鳥谷のエラーにメッセは、振り上げた手を、叩きつけることはせず振り降ろした。メッセは何度も鳥谷の守備で助けられてきたと感じているからだ。
満塁となってしまったけど、阿部に犠牲フライの1点のみでこのピンチを脱した。
そんじょそこらの信頼関係ではない。メッセは鳥谷を救った。
メッセは特別。
そして、初回へ戻る。
3番糸井のバットを折りながらのライト前、一走高山には3塁を狙って欲しかったところ。
ここで得点できていなかったら、この日、マイコに勝てたかどうかは全くわからない。高山はまた次の日スタメンを外されるかもしれない。
高山もまた福留に救われた。
でも、いいかも、って思う。
その逆が出来るように、高山も鳥谷もみんなまた練習するんだ。
[今日のキャンベルちゃん]
復帰後フル出場で、いい場面で打てている模様。
さぁ、そろそろ来るかな!