藤浪の161球

〈7/8 阪神 2-8 広島 (甲子園)〉
:ジョンソン
:藤浪

4回やったかなぁ。
相手のエラーも絡んで2点とってまだノーアウト。
今年のタイガースとカープを見てたらタイガース圧倒的有利な場面でも、「1点もとれなかったらどうしよう」と、チャンスでないどころか窮地に立たされる。
満塁になって…それでもジョンソンを降ろせないんだから勝てるもんか。

ミスをして、また重盗を許し、失点を重ねる。
もういやだ。
見てられない。

なのに、そこから離れられないのは、まだわからんから、って思うから。
点差はだった。
確かに取り返せない点差ではなかったと、今でも思う。

だけど7回裏の藤浪の打席に代打は送られず、8回のマウンドに藤浪が立った。
いや、「立たされた。」
藤浪のプライドがそう感じてもおかしくない。
確かに今年の藤浪は同じことの繰り返しで、歯がゆいことも多い。
藤浪がこの8回のマウンドに不満を持っていたとしたらそれはお門違いだという人もいるだろうし、私の中にもそれはある。

だけど雨の中、肩を冷やしながら、ぬかるんだマウンドで、161球を投げさせることが、これからの藤浪のためだというのか。
雨は弱くなることはあってもずっと降り続けてた。

甘いかもしれないけど、藤浪の身体が悲鳴をあげないか心配。
選手は投げたくないとは言えないのだから。

走者一掃のタイムリースリーベースを打たれ、差を6点に広げられた。
ここまで雨の中ずっと見守ってたファンも、通路を降りてく。
「やっぱりな」
なんてあまりにやるせない。

ただ、今、何が起きているのか、起こそうとしているのか、目を離しちゃいけない気はしてる。
明日も見ます。

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