〈6/26 広島 4x-3 阪神 (マツダ)〉
勝:オスカル
敗:岩貞
8回表、福留のタイムリーで勝ち越した。
この日の岩貞は抜群に良かった。
9回裏のマウンドに上がったのは何も不思議ではなかったし、1点差を守りきるのは岩貞が一番適任だと思った。
大和の判断ミスで二つとれたはずのアウトが一つになったとはいえ、そして鈴木に打たれ、1,3塁にされたとはいえ、新井さんと勝負していたらどうだったんだろう。
また、有利だったカウントで會澤へのあの1球は簡単に行き過ぎた気がする。
それまで締まった試合をしていても、終盤、急にできなくなって、ミスが出る。
選手どころか、コーチも含めて、チーム全体でイップスになってるんじゃないかと心配になる。
そして、二死満塁。
レフト俊介とセンター中谷が飛球を追って交錯。中谷はグラブに当てながらも落球。タイムリーエラーでサヨナラ負け――
俊介は、右足を痛めた?まだ診断結果がわからないけど、ただただ大事でないことを祈ってる。
落とせばサヨナラ、確かにそういう状況だったけど、それにしても転がったボールを目でも全く追わないなんて、中谷のうろたえ方が痛々しかった。
衝突したとき、中谷は振り返ってライトの福留を見た。
「福留さん助けて」そんな目をしてたかもしれない。
倒れて起き上がれない俊介のそばで座り込んで、ただ茫然とする中谷。
俊介にはトレーナーさんやコーチがついていてくれてる。
福留は俊介が倒れた現場に駆けつけ、中谷の肩に手をやって声をかけた。「お前は大丈夫なのか」って聞いたように見えた。
担架が用意され、俊介が運ばれた。
担架とは少し距離をおいて歩く中谷に、福留は声をかけ続け、寄り添ってくれた。
中谷の背中に当ててくれたその手は、ベンチに戻るまで離れることはなかった。
ありがとう福留。
中谷は幸せ者だ。こんないい先輩に恵まれて。
どうかこれからも恐れることなくプレーしてほしい。
センターの守備での二度のファインプレーは、果敢なチャレンジがあったからこそ生まれたもの。
中谷も俊介も、原口も大和もみんな、頑張れ。
泣くな岩貞、ナイスピッチ!
[今日のゴメちゃん]
3回表、ゴメちゃんのライトへのタイムリーヒットで勝ち越し!
1塁回って慌てて戻る。
危なっかしい!けど前へ行きたかったのだね。それでいいのだ!