〈9/25 広島 0-3 阪神 (マツダスタジアム)〉
勝:能見
S:呉昇桓
敗:福井
日々紙面を賑わせる「和田監督退任」「次期監督」の、ウワサ話。
ほんと、阪神タイガースという球団は、つくづく最後まで勝負に集中することが難しい球団…。
煽動するような各紙の論調には、「そうだそうだ!」なんてならないんだけど。
まず、今は毎日にチャンスがあるわけで、チームがどんな戦い方をして、今日は誰が活躍したのか、先細りのテレビ中継のせいでこのゲームを見られなかったファンに伝えることがたくさんあるだろうに。
それに、話し合いの日程まで記事になるってのは、阪神タイガースという企業としての内部統制は一体どうなってんだ、と聞きたい。
なーんて、えらそうなこと言ってる私は、ただ和田監督の胴上げを見たいだけのファンであり、要するに気に入らない、というのは内緒です。おほほ!
ええ、和田監督が人気ないのは重々承知しておりますよ、安心してくださいw
さぁ、CS進出を真正面から挑んでくるカープと敵地で三連戦。
この日は平日だったからか観客の入りはそれほどでもなかったけど、あの赤い椅子がその隙間も埋めて敵を圧倒する「真っ赤なスタンド」となる。
最近のカープもチーム状態はいいとは言えないようだけど、先発能見の立ち上がり次第では、この球場ではすぐに流れを持って行かれそうだから、やっぱり能見にかかってた。
エルドレッドは好不調の波の大きい選手、その不調のときで助かったというのもある。
ただ、味方のエラーで足を引っ張られながらも、顔色変えず踏ん張った能見がさすがなのだ。
そう、その味方のエラーは記録ではふたつ。認めたくないけど鳥谷の2失策だ。
一つ目は、ゴロをファンブル。
二つ目は、ゴロを後逸。
鳥谷は言い訳をせずいつものように「普通のミス」と言い切ったが、そんなことはないのだ。
近くで見ていた高代コーチも言っている。
「イレギュラー。グラウンドの状態が悪い」と。
7回の二つ目の「エラー」のあとには、満塁のピンチとなってしまった。
マウンドに寄る鳥谷、能見に声をかける。
ここで能見は、丸をセンターフライに打ち取って、鳥谷とチームを救った。
よかった…ほんとによかった…。
さっき、私は高代コーチが近くで見ていたと書いたけど、一番近くで鳥谷のプレーを見ていた人がいたんだった。
能見だった。
能見がわかってくれてるならそれでいいな。
目頭熱くなっちゃった。
そして、最後まで諦めない人福留!
初回の2ランは、連敗の暗さも周囲のうるさい雑音も吹き飛ばしてくれた!
1-1の3球目、あっと思ったら、福留はもう打っていて、そのボールは、夜へ向かう広島の空に綺麗な弧を描いて、まだ空席の目立つライトスタンドへ飛び込んだ。
あともう一人私の趣味でどうしても書きたい人、坂!(笑)
この日7番セカンドでスタメン。
内野も外野もいける超のつくユーティリティープレーヤー。
セカンドの守備も安心して見てられた。
で、ここ見て!6回表のバッティング!
見逃し
ボール
見逃し
ボール
ファウル
ファウル
ファウル
ファウル
ファウル
ファウル
ファウル
ボール
ファウル
空振り
実に14球ww
で、その結果が、三振ゲッツーってそりゃないのだ坂(笑)
ランエンドヒットで一走・俊介が走らされること4回。そら盗塁する走力は尽きてたよw
でもこれ続けていこうな!
[今日のゴメちゃん]
1回裏。
菊池、鈴木誠也が内野ゴロで二者連続ヘッスラ。
倒れている鈴木誠也を振り返り見ながらチェンジで戻るゴメちゃんであった。