能登半島地震の被災地・石川県の福祉事業所を応援しようと、兵庫県庁のカフェでは、障害のある人が手作りした限定メニューの販売が始まりました。
障害者の自立支援などに取り組む県庁2号館のカフェで、1日から提供が始まったのは「石川応援メニュー」です。
石川県にある福祉事業所の利用者が作ったレトルトのカレーや選別や袋詰めを担当したコーヒーを用いたメニューです。
兵庫県では、能登半島地震で観光客が減少し、商品の売り上げが減ったほか、県内でのイベントがなくなり、販売機会を失った事業所を応援する狙いから提供を決めたということです。
また、カレーには、地震により保管していた倉庫内で他の銘柄と混ざってしまったため、「復興米」として販売されているお米が使われています。
1日は兵庫県の斎藤知事もカフェを訪れ、試食しました。
「石川応援メニュー」は、県庁2号館1階ロビーのカフェで4月末まで1日10食限定で提供されるほか、今月22日の県庁マルシェでも販売されるということです。