新型肺炎の感染拡大が続く中、西宮市の高校では28日、参列者を制限するなどして卒業式が行われました。
西宮市立西宮高校で28日予定されていた卒業式。 新型肺炎の感染拡大に伴い、26日には毎年続けられてきた在校生による見送りの中止が決まりましたが、式は対策を行った上で実施されました。
式典会場の体育館では、入り口に消毒液が設置。 これまでは横一列20席だった椅子は10席とし、在校生およそ300人の参列も取り止めたほか、国歌斉唱は歌わずにテープで曲を流すなど感染予防に努めました。
卒業の証として1人ずつ手渡されていた卒業証書は、2020年は代表生徒1人が受け取ることとなりました。