大阪税関と大阪府警は27日、関西空港で過去最高の押収量となる合成麻薬LSDを密輸した疑いで、2月1日にギリシャ人の男を逮捕したと発表しました。
麻薬取締法違反の疑いで2月1日に大阪府警に逮捕されたのは、ギリシャ国籍の男(29)です。
税関や警察によりますと、男は2月1日、ワインボトル2本に合成麻薬MDMAを含む液体およそ1・5キロと、本のように見せかけた合成麻薬LSDを含むシート40枚、末端価格で1億円相当を密輸した疑いが持たれています。
関空で押収された合成麻薬LSDの量としては過去最高だということです。 警察は男の認否を明らかにしていません。
このほか警察は、覚醒剤およそ3キロ、末端価格で1億8000万円相当を密輸した覚せい剤取締法違反の疑いで香港人の22歳の男2人を2月5日に逮捕しました。