解体予定の病院を使って、兵庫県警は14日、地震で壊れた建物から被災者を助け出す訓練を行いました。
丹波市で行われた合同訓練には地震発生時に建物が倒壊し、取り残された人を助け出す実践的な対応を確認しようと、3つの警察署などから36人が参加しました。
解体が予定されている旧県立柏原病院は鉄筋5階建てで、警察官たちはチェーンソーでドアを開けたり、ハンマーで壁に穴を開けたりして閉じ込められた人を救出する手順などを確認しました。
阪神淡路大震災を教訓に、県内の警察署にはレスキュー用の工具が配備されています。