2020年02月06日(木曜日) 09:26 地域・まち文化・スポーツ

【なでしこリーグ】田中美南「20点以上取る」INAC神戸の新体制発表<詳報>

女子サッカーなでしこリーグ1部のINAC神戸レオネッサは1月27日、新体制発表会見を開き、Jリーグで監督などを務めた“名将”ゲルト・エンゲルス新監督と、日テレ・ベレーザから移籍した得点王・田中美南ら新入団選手5人(1人欠席)が抱負を語った。
昨季、INAC神戸は、リーグ戦3位、カップ戦準優勝、皇后杯ベスト4の成績で、3年連続の無冠に終わった。
なでしこリーグ2020シーズンは3月21日に開幕。
INAC神戸は3月22日、本拠地ノエビアスタジアム神戸にアルビレックス新潟レディースを迎えて午後1時から開幕戦を行う。

■ゲルト・エンゲルス監督
ドイツ出身  滝川第二高コーチを経て、ヴィッセル神戸、京都サンガ、浦和レッズなどで監督・コーチを歴任 天皇杯も獲得 62歳

「いっぱい試合に勝ってタイトルを取りたい。サッカーは男女関係ない。INACは得点が少なかったので、積極的なサッカーをやりたい。自分はポゼッションサッカーが好きだ。ボールを奪うディフェンスをやりたい」

■9 FW 田中美南(たなか・みな)
2012~2019日テレ・ベレーザ 4年連続なでしこリーグ得点王 国際Aマッチ通算36試合 25歳

「東京五輪で活躍するには今のままではダメだと思い、移籍を決断した。ベレーザも送り出してくれた。環境を変えて成長したい。ゲルト監督は魅力的だ。INACは選手のポテンシャルが高いので、ゲルト監督に良い所を引き出してもらえればもっと強くなる。INACはサッカーに打ち込める環境が整っている。背番号「9」を譲ってくれた増矢理花(「17」に変更)の気持ちも背負ってやりたい。
(Q.今季の目標は?)昨季の20得点以上を取りたい。
(Q.赤いユニホームはどうか?)周りから似合っていると言われたので自分もその気になりました(笑)」

■15 MF 阪口萌乃(さかぐち・もえの)
2013~2019アルビレックス新潟レディース 国際Aマッチ通算12試合 27歳
「いち早くチームになじんで優勝に全力を尽くす。ゴールにつながるプレーをどこからでも出したい」

■16 MF 西川彩華(にしかわ・あやか)
2015~2019ジェフユナイテッド市原・千葉レディース U-17代表 23歳
「素晴らしい環境の中でプレーできることを嬉しく思う。ボランチやセンターバックが得意なので、空中戦やロングフィードを見てほしい」

■27 FW/MF ファン・アヒョン
韓国代表(U-13 U-14 U-16 U-17)18歳
「初めまして。今年からINACに来ました。どうぞよろしくお願いします(=ここまで日本語)。ドリブルで突破してゴールするところを見せたい」

■18 MF 菊池まりあ(きくち・まりあ)
神村学園高等部 U-17代表候補 18歳
「まだまだ足りないところが多いが、チームの勝利のために頑張る。ロングフィード、ロングシュートなど大胆なプレーに注目してほしい」

■20 DF 長江伊吹(ながえ・いぶき)
藤枝順心高 U-16 U-17 U-19代表 17歳
(会見に欠席しコメントのみ)
「特長を存分に出してチームに貢献できるよう全力で頑張ります」

■安本卓史社長
「3年連続無冠に終わった。ここにINACの現状がある。昨季はホームゲームの総入場者が3万7180人でリーグトップだった。リーグ戦の平均入場者は3045人で念願の3000人をクリアした。今季は思惑通りの補強ができた。エンブレムも変更し、“NEW CHALLENGE”のスローガンのもとで勝ちにこだわって戦う」

(浮田信明)

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