阪神淡路大震災以降、被災者の支援を続けてきたNPO法人が、被災者の体験をまとめた証言集を制作するための資金をクラウドファンディングで募ることを発表しました。
NPO法人「よろず相談室」は阪神淡路大���災の9日後から避難所で活動をはじめ、これまで25年にわたり、被災者や震災で障害を負った人たちの支援を続けてきました。
理事長の牧秀一さんは自身が高齢になったことなどを理由に2020年度で引退すると表明していて、証言集の制作が理事長として最後の仕事になります。
牧さんは被災者の高齢化が進む中、震災の体験を記録しようと5年前から証言を集めていて、いまは19人の体験談をまとめた映像や証言集の制作に取り掛かっています。
制作資金は120万円を目標にクラウドファンディングで募る予定で、よろず相談室のホームページから参加することができます。