弥生時代から鎌倉時代の集落遺跡で、兵庫県神戸市西区にある玉津田中遺跡から縄文時代の道具が見つかりました。
玉津田中遺跡は南北2キロ、東西1キロの広さがあり県内でも大規模なものとしてこれまで何度も発掘調査が行われています。
新たな調査で発掘されたのは弥生時代に使われていた土器と縄文時代の祭りに使われていたとされる人の顔を描いた土偶と石棒でどちらもおよそ2300年前の弥生時代前期の地層から見つかりました。
同じ年代の地層から弥生時代のものと縄文時代のものが発掘されるのは珍しいということです。
発掘現場では1月26日に一般に向けての現地説明会が行われます。