2020年01月17日(金曜日) 15:44 地域・まち

阪神淡路大震災から25年 小学校や大学などで追悼の祈り

 

6434人が亡くなった阪神淡路大震災からきょうで25年。兵庫県内の各地では追悼の祈りが捧げられました。

県公館で営まれた追悼式には秋篠宮ご夫妻をはじめ、およそ400人が参加しました。

式典では震災で神戸市東灘区に住んでいた妹を亡くし語り部の活動を続ける松本幸子さん(65)が遺族を代表して「たくさんの犠牲から学び備えるならば命を守ることは必ずできる」と語りました。

また、秋篠宮ご夫妻は震災当時の状況や復興の様子に関するパネル展示を見て回られたほか、防災・減災について学ぶ県立高校の生徒から減災イベントの開催や防災マップの作成などについて説明を受けていました。

震災で児童8人が亡くなった芦屋市の精道小学校では追悼式が開かれました。 式には全校児童に加え、遺族や地元住民などおよそ800人が出席し、当時小学1年生だった長男と5歳の長女を亡くした米津勝之さんが次女の英さんとともに震災の記憶を風化させず継承していく思いを語りました。

学生39人と教職員2人が犠牲になった神戸大学でも震災慰霊献花式が営まれました。 式典は犠牲者の名前が刻まれた石碑の前で営まれ、遺族や学生、教職員などが黙とうを捧げました。

神戸大学では震災当時を知る職員も減り、震災を知らない学生たちへの語り継ぎが課題となっています。 武田廣学長は「被災大学として教訓をしっかり伝えたい」と述べました。 訪れた人は花を手向けるなど亡き人に思いをはせていました。

神戸市中央区ではボランティア団体が市民追悼式を開きました。 会場では音楽法要が行われたあと、震災の犠牲者を追悼する鐘の音が響きました。この神戸・希望の鐘は被災者にあすへの希望をもってもらおうと、山梨のボランティア団体が地元で寄付を募って制作したもので、参加者1人1人が鐘を突き祈りを捧げました。 この追悼式は主催する団体のメンバーの高齢化によりことしが最後で、来年以降は有志で祈りの場を設ける予定です。

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