2020年01月16日(木曜日) 15:24 地域・まち

震災の教訓を伝える 神戸の中学校でコンサート

17日で阪神淡路大震災から丸25年となるのを前に、神戸の中学校では、長田区で被災した歌手、榎本響さんを招いてコンサートが開かれました。

神戸市立本多聞中学校で開かれたコンサートでは、陶芸家で歌手の榎本響さんと元劇団四季のミュージカル俳優、森以鶴美さんの二人によるユニットルアー・シブリングスが全校生徒およそ480人の前で歌声を披露しました。

こちらの学校では、榎本さんが手掛けた命の大切さを伝える作品「命の像」が設置されている縁からコンサートが実現。 震災当時、長田区に住んでいて友人を亡くした榎本さんは、歌を通じて、命の大切さや希望を持ち続け生きる意味などを訴えました。

また、最後に、生徒が震災からの復興を願って作られた「しあわせ運べるように」を合唱し感謝の思いを伝えました。 本多聞中学校では、今後も、生徒たちに震災の教訓を伝えていきたいとしています。

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