神戸市教育委員会は14日会議を開き、教員間のいじめ問題を受けて実施された学校内のハラスメントに関する調査結果などが報告されました。
神戸市立東須磨小学校の教員間のいじめ問題を受け、2020年の10月に全ての教職員を対象に実施された学校内のハラスメント調査では、ほぼ全員のおよそ1万2000人が回答し、その中の1600人ほどが何らかのハラスメントがあったと答えています。
14日の会議では、市教委の担当者からハラスメントがあったという全ての回答に対し専門の弁護士を通じてさらに調査を進め、厳正に対処していくなど今後の対応が報告されました。
また東須磨小学校の問題で教員の閉鎖的な職場環境が指摘されていることから、市教委では2021年度から新任教員を対象に民間企業での研修を試験的に行うとしています。