2020年01月05日(日曜日) 19:24 地域・まち文化・スポーツ

1年の安泰を祈願 香美町で新年の伝統行事「山の神」

兵庫県香美町では顔に墨を塗った子どもたちが地域を練り歩く新年の伝統行事「山の神」が行われました。
お互いの顔に墨で「化粧」をほどこす子どもたち。
香美町香住区沖浦で行われたこの伝統行事は、地域を守る「山の神」が嫉妬深いとされることからきれいな顔を見て怒らないよう顔に墨を塗った男の子だけが参加して、1年の安泰を祈願するものです。
ことしは地元の幼稚園児と小中学生合わせて18人が集まり、掛け声をかけながら集落からおよそ1キロ離れた祠まで練り歩いておにぎりなどをお供えしました。
それぞれ順番に手を合わせて1年の無病息災を願った子どもたち。
「山の神」が食事をする姿を見られたくないという言い伝えがあることから、後ろを振り向かず一目散に帰っていきました。

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