2019年12月25日(水曜日) 15:29 地域・まち文化・スポーツ

麦わら細工の絵馬作り最盛期 城崎町で300年続く伝統

豊岡市城崎町の工房では300年の伝統を持つ麦わら細工で年末恒例の絵馬作りが始まっています。

豊岡市城崎町の「かみや民芸店」では毎年年末のこの時期に麦わら細工で来年の干支を描いた絵馬を作っています。

麦わら細工は江戸時代中期に鳥取県・因州から湯治に訪れた半七という人物が宿代が払えなくなり、麦わら細工を販売して宿代を稼いだことから始まったと言われています。

以来、300年に渡り受け継がれ、城崎町の伝統工芸品となりました。 この麦わら細工の絵馬は根強い人気があり、すべての干支を揃えるコレクターもいるそうで、木の板には来年の干支「子」がふくよかに描かれ、縁起が良い松竹梅がデザインされています。

麦わら細工の絵馬作りは節分ごろまで続き、およそ200枚が作られ1枚1750円で販売されます。

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