神戸市立六甲アイランド高校で起きた男子生徒の自殺未遂について、第三者委員会が「教諭の長時間の指導が原因」と認めたことを受け、男子生徒の代理人は「真相の究明を果たしてくれて満足している」と述べました。
おととし、神戸市立六甲アイランド高校で、当時1年の男子生徒(18)が、2日間でおよそ16時間に渡り指導を受けた後、校舎5階から飛び降り一時重体となる大けがをしました。
この問題について、第三者委員会は実態の調査を進め、「長時間にわたる教諭の指導があり、不適切発言により男子生徒は自殺を決意した」と結論づけました。
これを受け、男子生徒の代理人が会見を開き、「飛び降りの原因が明らかになり公正な内容の報告書だった」と評価しました。
一方、男子生徒は「僕と同じような被害に遭う生徒が二度と出ないようにしてほしい」とコメントしています。