フィリピン・セブ島に住む妻を現地の男女と共謀し殺害したとして殺人の罪に問われていた男に対し、神戸地裁は懲役17年の判決を言い渡しました。
殺人の罪に問われていたの��、住所不定・無職の男(78)です。
判決によりますと、男は去年8月、フィリピン・セブ島に住む妻(当時71)を現地の男女と共謀し拳銃で襲撃させ、殺害しました。
これまでの裁判で男は起訴内容を認め、検察側は懲役20年を求刑。
11日神戸地裁で開かれた裁判員裁判の判決で川上宏裁判長は「動機は身勝手で被害者に落ち度はない」としたうえ「不倫相手に殺し屋を探させるなど殺意は強固で実行には及んでいないが、主導した立場であり責任は重い」として懲役17年の判決を言い渡しました。