北朝鮮による拉致被害を風化させないよう呼び掛ける啓発週間が12月10日から始まり兵庫県内各地でパネル展が開かれています。
このうち兵庫県警本部では政府に認定された拉致被害者と拉致された可能性がある行方不明者29人のパネルを展示しています。
10日は神戸市出身の拉致被害者・有本恵子さんの父・明弘さん(91)が見学に訪れました。
恵子さんが拉致されてから36年。 帰りを待つ両親は共に90代となり、嘉代子さん(93)は体調が優れず会場を訪れることができませんでした。
このパネル展は12月16日まで開かれています。