2019年12月09日(月曜日) 17:09 地域・まち

25回目の神戸ルミナリエ 若者の語り部ブースも

阪神淡路大震災の犠牲者を追悼し後世へと記憶をつなぐ「神戸ルミナリエ」が12月6日、開幕しました。

鐘の音とともに犠牲となった6434人の鎮魂と後世へと記憶をつなぐ意味を込めて、25回目の神戸ルミナリエの灯りが灯されました。

LED電球などおよそ50万個の灯りに包まれたことしのテーマは「希望の光に導かれて、25年」です。 訪れた人は25年前の記憶と失った人の思い出を懐かしみながら、次世代へ繋ぐ夢と希望と復興を続ける神戸の力強さを確かめていました。

今回は節目の25回目ということで、1回目の作品を再現した白熱電球の装飾を設置。また、東遊園地では、1.17希望の灯りが高さ4メートルのアーチに覆われました。

希望の灯りの周辺ではルミナリエ期間中、高校生や大学生など震災を経験していない世代が中心となり、震災の記憶を継承する場が設けられています。

若い世代が震災を語り継ぐきっかけにしてほしいと設置された「語り部ブース」では 県立舞子高校の環境防災科の生徒たちが、先輩が親や地域の人などから震災の経験を聞き取った歴代の卒業制作を紹介しながら訪れた人たちと震災について語っていました。

多くの人の思いが込められた神戸ルミナリエは12月15日まで開催され、340万人の来場が見込まれています。

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