2018年8月、知人の女性を殺害し遺体を加古川市の権現ダムに遺棄したなどとして殺人と死体遺棄の罪に問われている男の裁判員裁判で、検察側は懲役20年を求刑しました。
殺人と死体遺棄の罪に問われているのは、住所不定の無職の男(21)です。
起訴状などによりますと、男は2018年8月、大阪市の自宅マンションで知人の女性(当時20)の首を絞め殺害。 43歳の男と共謀の上、衣装ケースに入れた遺体を加古川市の権現ダムに遺棄したとされています。
初公判で、男は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認。 弁護側は傷害致死罪にとどまると主張しています。
2日の公判で、検察側は男に対し「首には強く絞めた跡があり殺意があったと認められる」などとして懲役20年を求刑しました。 判決は12月11日に言い渡されます。