2019年12月02日(月曜日) 12:13 地域・まち文化・スポーツ

【バレーV1】JTが久光製薬に勝利 姫路は今季負け越し

女子バレーボールVリーグ1部(V1)が11月30日と12月1日に各地で行われ、久光製薬スプリングス(練習拠点:神戸市)とJTマーヴェラス(練習拠点:西宮市)の”兵庫対決”はJTがストレート勝ち。
ヴィクトリーナ姫路は両日とも敗れ、今季レギュラーラウンドの負け越しが確定した。

<JT、スター首位キープ>

●JT 3ー0 久光製薬 /1日 佐賀市

JTは田中瑞稀、林琴奈、アメリカ代表ドルーズらが活躍し終始主導権を握った。久光製薬は第2セット、22ー24からデュースに持ち込んだが押し切られた(25ー27)。
JTの吉原知子監督は、「自分たちのコンセプトであるサーブレシーブからの攻撃を徹底した」と語った。
JTは11勝3敗でスターカンファレンス首位をキープ。
V1連覇の久光製薬は5勝7敗でプレミアカンファレンス4位にとどまっている。

<打開の姿勢見せた>

●姫路 1一3 PFU /30日 五所川原市

今季2勝の姫路にとって、今季まだ1勝のPFUブルーキャッツはどうしても勝ちたい相手。しかし第1セットを先取したものの、サーブレシーブの乱れなどで連続3セットを奪われ逆転負けした。
姫路は元ブラジル代表のイブナ・マラがアタック29得点(うちバックアタック11得点)と奮闘した。

● 姫路 0ー3 東レ / 1日 五所川原市

黒後愛、石川真佑の日本代表を擁する強豪東レアローズが第1セットを先取したが、第2セットは姫路が奮起。エース金杉由香の強打などで終盤までリードを保ち、24ー23、25ー24とセットポイントを2回握ったがあと一歩及ばず(25ー27)、第3セットも失ってストレート負けした。
姫路の竹下佳江監督は、「第2セット、何とか取りたかったです。苦しい場面でも何とか打開しようと必死で攻撃までつなげる姿勢は見せてくれた」と語った。

<最悪、V2入替戦も>

V1のレギュラーラウンドは全21試合。姫路は2勝12敗となり、早くも負け越しが確定した。今季初めて戦うV1。「厳しい戦いになる」(竹下監督)との予想通り壁は厚かった。
現在、姫路はプレミアカンファレンスの最下位6位に沈む。5位以下でレギュラーラウンドを終えると、年明けからプレーオフ「チャレンジ4」を戦い、結果次第ではV2との入替戦出場の可能性も出てくる。

JTと姫路は12月7日と8日に加古川市立総合体育館でそれぞれ試合を行う。8日はJTと姫路が戦う”兵庫対決”となる。
(浮田信明)

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