2019年11月28日(木曜日) 12:12 事件・事故

神戸山口組幹部銃殺事件 幹部を店外に呼び出し銃撃か

27日尼崎市の路上で指定暴力団神戸山口組の幹部が銃殺された事件で、逮捕された男と幹部は顔見知りで、男が店の外に呼び出して銃撃したとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。

27日午後5時すぎ、尼崎市神田南通の路上で指定暴力団神戸山口組の傘下組織「三代目古川組」の古川恵一総裁(59)が銃で頭や首など複数箇所を撃たれ死亡しました。

発砲したとみられる男は現場から白っぽい軽乗用車で逃走しましたが、事件からおよそ1時間後、京都市内の路上で京都府警の警察官が発見し、公務執行妨害と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕。

男は指定暴力団六代目山口組系元組員の男(52)で、車内からは拳銃1丁と自動小銃、それに実弾5発が見つかったということです。

また、その後の捜査関係者への取材で、男は古川総裁と顔見知りで、事件当時店にいた古川総裁を外に呼び出し、出てきたところを銃撃したとみられることが分かりました。

事件から一夜明け、事件現場近くの小学校周辺では警察官が通学路に立ち児童の登校を見守りました。

2019年に入り山口組と神戸山口組の間で発砲事件が相次いでいることから警察は定められた区域内で組員が集まっただけで逮捕できる「特定抗争指定暴力団」に指定することも視野に捜査を進めています。

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