城が築かれる前、古代から中世の姫路の実像に迫る特別展が兵庫県立歴史博物館で開かれています。
こちらの「薬師如来坐像」。
書写山円教寺を開いた当初の10世紀後半の仏像で、播磨を攻めた羽柴秀吉が持ち去っていましたが展示に合わせて滋賀県の寺から441年ぶりに戻ってきたということです。
この特別展は、古代から播磨国府が置かれるなど播磨の中心地として栄えた姫路の魅力を再発見してもらおうと開かれているものです。
会場には、播磨地域の寺や神社に収蔵された絵巻物や書物のほか、秀吉の検地による土地台帳なども紹介されています。 この特別展は、11月24日まで県立歴史博物館で開かれています。