2019年11月11日(月曜日) 12:51 地域・まち

遺影・遺言 注目を集める終活最前線

今回は終活問題をピックアップ!まずは近頃の遺影事情を街で聞いてきました。

(女性)姑さんがきれいな写真を撮ってまして。
(女性)自分自身で印象的な写真を選びたい。

遺影選びで悩む中、今、プロが遺影を撮影するサービスがあります。

大阪駅前第3ビルの中にある「セルフィット」では、名古屋・京都の店舗を合わせて年間100件近くの生前遺影の依頼があるとのこと。

(セルフィット 岡本美希さん)
自分らしさを残すという意味では、趣味のものを持って来る方が多いですね。
ピストル持ったりとか。「俺はこれと一緒に死ぬ」みたいな。 

生前撮影をする様子を見せてもらいました。

(岡本さん)ピンクのスカーフがかわいいんで、つけられてもいいかな。

ヘアメイクをして撮影へ。

(岡本さん)素の表情というか、ふと出た瞬間を狙うようにはしてます。

そして、できあがった写真がこちら。

(サニー・フランシスさん)終活よりも「婚活」できそうですね。ほんとにきれいです。

注目はお気に入りのスカーフ。写真を明るく魅力的にしています。

(女性)もっと堅苦しいのかなと思ってましたけど、スタッフさんの楽しい雰囲気も良かったですね。

みなさんも素敵な1枚を準備してはいかがでしょうか?

続いては遺言事情を聞いてきました。

(女性)そんな立派なもんじゃないけれど、子どもが時々来るから、そのときに「ここに入っている」とか「こういうことが書いてある」とか。

不慮の事故など、万が一のときに備えておくべき遺言。最近では「エンディングノート」と呼ばれるものが登場しています。

(ジュンク堂書店大阪本店 井内穂波さん)
エンディングノートはご自身のことを書き留めていく、そういう要素が強いと思います。
例えばお葬式についての希望とかもありますし、お金のことがメインになってます。
どこの銀行に口座があってとか、子どもが知らない情報が亡くなったときに困ることが多いみたいで、自分自身の情報を事前に書き留めておく。

エンディングノートが登場してきたことで、昔に比べて終活事情は大きく様変わりしたといいます。

(井内さん)
エンディングノートという言葉がないときは本の数もそれほど多くなかったですし、遺言書の書き方の本はあっても書き込むことがなかったです。
「終活」とか言葉も色々できてきて、市場が大きくなってきているので、(エンディングノート)が浸透して広がってきていると思います。

また、エンディングノートを買いに来る人は、それぞれ理由があるようで…。

(井内さん)
今は先のことを考えて自分で買いに来られる方が多いんですが、お子様が親御様にこういうのを書いておいてもらうというのを柔らかく伝えられるというので、一時期はやったときもあります。

多様化する終活事情。今後、終活市場から目が離せません。

■7日放送「情報スタジアム4時!キャッチ」より

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