2019年11月10日(日曜日) 18:23 地域・まち

JR福知山線脱線事故 事故車両の研修施設保存を提案へ

乗客106人と運転士が亡くなったJR福知山線脱線事故で、JR西日本は事故を起こした車両を社員の研修施設で保存する方針を固めました。

2005年4月25日、JR福知山線の塚口ー尼崎間を走行していた快速電車が脱線。 マンションに激突し乗客と運転士合わせて107人が死亡、562人が重軽傷を負いました。

事故を起こした車両は現在、高砂市と大阪市の倉庫などに保管されていて、JR西日本は事故の風化防止や社員の安全教育に活用しようと大阪府吹田市にある社員の研修施設を拡張し、保存する方針を固めました。

この施設は安全性向上の取り組みを社員が学ぶ場所で一般には公開されていません。

JR西日本はこのほか、来年4月の追悼慰霊式の会場を「祈りの杜」に加え、伊丹市内にも会場を設ける案をまとめていて、16日と17日に遺族などに向けた説明会を開き、意見を聞くことにしています。

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