天皇、皇后両陛下は10日午後、即位を国民に披露するパレード「祝賀御列の儀」に臨まれ、沿道には祝福のために多くの日とが詰め掛けました。

コース周辺では交通規制が敷かれ多くの警察官が警備に当たるなか、午後3時、天皇、皇后両陛下が乗られたオープンカーが皇居・宮殿を出発しました。

天皇陛下はえんび服に勲章、皇后さまはロングドレスにティアラを着けられ、警視庁や国会議事堂の前などを経て住まいの赤坂御所までのおよそ4．6キロを30分ほどかけて進みました。

祝賀御列の儀は当初、先月22日に宮殿で行われた「即位礼正殿の儀」の後に予定されていましたが、台風19号による被害を考慮し延期されていました。